社員インタビュー

未来の子どもたちにも、夢ある「はたらく」を。
「はたらく」価値観を変え、「はたらいて、笑おう。」の実現を目指す

櫻井 直樹 未来の「はたらく」を変えていく

グループコミュニケーション本部 コミュニケーション部 部長

櫻井 直樹

グループコミュニケーション本部 コミュニケーション部 部長

櫻井 直樹

Naoki Sakurai

2018年9月中途入社。マーケティング専門の出版社と事業会社を経て、パーソルホールディングスに入社。ブランドコミュニケーションやデジタルコミュニケーション、インナーコミュニケーション、サステナビリティの領域に関わった後、現在はコミュニケーション部の部長を務める。プライベートでは、2020年に自然豊かな地域へ移住し、育児・家事と仕事を両立している。

プロフィール詳細

自社のブランドやサービスを想いとともに市場に届けるマーケティングは、企業活動を成功に導く重要なファクターです。人々の価値観やニーズが多様化する中、多くの人の共感を呼ぶことは容易ではありません。しかし、それが成功したときには、社会の価値観を変えられる可能性があります。

だからこそ、「自分が心の底から良いと思ったもの」のマーケティングやブランディングに携わりたかったと、同領域でキャリアを重ねてきた櫻井直樹さんはいいます。自分が広めたものが誰かの人生に関わる以上、幸せな未来に貢献できる仕事がしたい――。

そんな想いを持って転職活動を始めた櫻井さんの胸に響いたのは、パーソルグループが掲げる「はたらいて、笑おう。」のメッセージでした。

社会から必要とされ、
愛されるブランドづくりに関わりたかった

―「はたらいて、笑おう。」のメッセージが、
転職を決めるきっかけのひとつだったそうですね。

前職で8年、マーケティングの戦略立案から実際のブランディング・マーケティング施策の実施まで幅広く携わり、やりきったと感じて新しいチャレンジを探していました。

キャリアの軸であるマーケティング、ブランディング領域を前提として転職先を模索する中、基準としていたのが「何を大事にしている会社なのか」です。
ブランディングやマーケティングは、自社の商品やサービスを価値あるものとして世の中に広めていく仕事。なので、私たちが発したメッセージを受け取ってくれた人たちが、本当に幸せになれるようなものやことに関わりたいと考えていたのです。

そんなときに出合ったのが、当時プロモーションがスタートしていたパーソルグループの「はたらいて、笑おう。」でした。

―メッセージとして届ける価値があると思われたんですね。

このフレーズを目にしたとき、私自身「自分にとって、はたらくことで笑顔になれる仕事とは?」「人生の3分の1を占めるといわれる仕事の時間を、本当に有意義に過ごせているのか?」と自問自答しました。
そして、私が実感したのと同じように「はたらく」について考える人を増やせたら、世の中をいい意味で変えていけるかもしれないと思ったんです。

はたらくことを通じて、周囲の大切な人や自分を幸せにできている自負があって、自然と笑顔になれる。そういう人たちであふれる社会を、この会社といっしょに作りたいと思って、転職を決めました。

―入社後は、実際に「はたらいて、笑おう。」を
世の中に届ける仕事をしているのですか?

そうですね。パーソルのプロモーション戦略立案とブランディング施策を実行する部署に配属になり、テレビCMやデジタル広告などでパーソルブランドの認知拡大とビジョンへの共感拡大を図りました。

今も軸は変わりませんが、グループコミュニケーション本部では、「インナーコミュニケーション」「広報」「ブランドコミュニケーション」「はたらくWell-being」を推進する計4室を管轄しています。
あとは、グループの方針としてサステナビリティに取り組み始める際、プロジェクトの立ち上げも担当しました。自分の核となるキャリアを持ちつつ、サステナビリティという新しい領域にもチャレンジができ、キャリアの幅が広がっていると感じています。

やりがいは、
「はたらく」価値観そのものを変えていけること

―一貫してマーケティングやブランディング領域に携わってきたとのことですが、
パーソルホールディングス以前のキャリアについても教えてください。

大学で広告研究会に所属していたこともあって、学生時代からマーケティングに興味があり、新卒でマーケティング専門の出版社に就職しています。少人数の会社だったので、雑誌・イベントの企画から営業まで、幅広い仕事を経験することができました。

3年程はたらいた後、さまざまなマーケティング手法を企業に届ける仕事から、自分でブランドを作る、育てる仕事にシフトしたいと思うようになり、学習塾を展開する企業のマーケティング部門に転職。ブランディング・マーケティングに広く携わり、リブランディング、マーケティング戦略立案、デジタルマーケティング、テレビCM、アプリ開発などに取り組みました。

どちらの会社も独自のビジョンがあり、世の中に意味のあるサービスを提供していて、非常にやりがいがありました。2社で得た知識が今のキャリアの基盤になっていますし、とてもよい経験だったと思います。

―パーソルホールディングスの仕事では、
どんな点にやりがいを感じていますか?

やはり、社会における「はたらく」価値観そのものを変えていける仕事ができていることですね。
現在、雇用の流動化やジョブ型雇用の導入促進など、はたらく環境が大きく変化し、個人のはたらき方や価値観も多様化してきています。
パーソルが目指すのは、社会的地位や報酬などの客観的な比較ではなく、はたらくことを通じて感じる幸せや満足感、すなわち「はたらくWell-being」をすべての人が実感できることです。私たちが展開するさまざまなコミュニケーション活動を通じて、共感を醸成し、一人ひとりが自分らしい「はたらく」について考え、自分で決められるきっかけを提供することで、それぞれの「はたらく」に関する考え方が変わっていけば、世の中の価値観をも変えることにつながります。そういった点に大きなやりがいを感じますし、それができる規模とケイパビリティがパーソルにはあると思います。

また、パーソルホールディングス自体、柔軟なはたらき方に寛容で、「はたらいて、笑おう。」を内部から実践しています。私自身も、1カ月間の育休を取得したほか、子育てと自分の趣味である登山、仕事のバランスをとったはたらき方を実現するために、2020年から自然豊かな地域に移住しました。必要に応じて出社することもありますが、基本的にリモートで仕事をしています。

―移住されたんですね!
移住して、リモートではたらこうと思ったきっかけを教えてください。

転職当初は東京のど真ん中に住んでいたんですよ。でも、コロナ禍でリモートワークが主体になり、1日の中で最も長く時間を過ごす場所が自宅になったときに、もっと違う環境があるのでは、とふと思ったんです。

今は、5時くらいに起きて、子どもといっしょに外を散歩したり、読書や運動をしたりして1日を始めるのが日課なんですよ。そこから朝ご飯を作って、子どもを幼稚園に送って、9時から9時半くらいに始業しています。子どもと過ごす時間が圧倒的に長くなり、子育てにもより主体的に関われるようになりました。

社員7万人の想いをひとつに、
未来の「はたらく」を変えていく

―マーケティング領域では多くのステークホルダーとの協業が求められると思いますが、
コミュニケーションで意識していることがあれば教えてください。

対外向けのブランドキャンペーンや社内向けのコミュニケーション施策では、経営やSBU(Strategic Business Unit)など多様なステークホルダーへの説明と調整に、かなりの時間を割くことも珍しくありません。まずは、目的がぶれないよう、なぜこの施策をやるのかを考え抜くようにしています。その上で、メッセージを届ける対象の人や関わる人たちがどういう状態でどんな考えを持っているか、自分事のように捉えられるよう、相手の人格になって客観的かつ俯瞰的に考える「全人格的な思考」を心掛けています。
マーケティングでいうと、顧客のインサイトを考えるのと近いですが、なりきるくらいで考えますね。

―ありがとうございました。
最後に、今後の展望を聞かせてください。

パーソルグループでは、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の社会の実現を目指していますが、まずは、私たち社員がこのビジョンに深く共感し、体現できるようになるよう取り組んでいきたいです。そして、「はたらくWell-being」の価値観が広く一般に浸透するような仕掛けができたらと思います。パーソルグループではたらく7万人の想いがひとつになれば、社会に大きなうねりを生む原動力になれると思うんです。

私たちの変化、そしてそれぞれの価値提供によって、はたらく人たち一人ひとりの可能性が広がる。それらが世の中の変化につながり、最終的には、将来を担う子どもたちまでもがはたらくことにわくわくするような未来を実現できるように、取り組んでいきたいです。一つひとつの出来事は必ず何かにつながっていると信じて、仕事でもプライベートでも自分自身が積極的に媒介となり、人と社会がより良くなることに作用できればと思っています。

※社員の所属およびインタビューの内容などは2023年7月現在のものです。

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