社員インタビュー

ありのままの自分で人をつなぐ
コミュニケーションで高める
経営管理部の介在価値

福山 陽介 何をやっても正解。ありのままの自分で

グループ財務本部 経営管理部 経営管理第1室 室長

福山 陽介

グループ財務本部 経営管理部 経営管理第1室 室長

福山 陽介

Yosuke Fukuyama

2021年4月中途入社。新卒で入社したクレジット会社で代理店営業を4年経験後、経営企画に異動。パーソルホールディングスに入社後は、エキスパートとしてグループの業績管理やIFRS導入関連のプロジェクトなどに関わる。2023年7月より経営管理第1室の室長に着任。

プロフィール詳細

パーソルグループの各SBU(Strategic Business Unit)における経理・財務機能を集約するグループ財務本部。その中で、経営管理部に所属する福山陽介さんは、SBUに対して経営の意思やビジョンを落とし込み、ホールディングスに向けてSBUの業績をレポートする、両社の「中間」で仕事をしています。

経営層やSBUとの適切な連携に加え、財務強化に向けてさまざまなプロジェクトが走る、質・量ともにハードなポジションでありながら、福山さんはいつも自然体。人間味のある会話で信頼関係の基盤を作り、「個」の色合いが強かった部署のチーム感醸成にも貢献しています。 今回は、変化とチャレンジを楽しむ福山さんに、周りと協業する上で意識していることや、パーソルグループの魅力について聞きました。

「素」のコミュニケーションが、
部門間の壁を消していく

―まずは、経営管理部での仕事内容について教えてください。

パーソルホールディングスは、事業内容ごとに複数社をSBUとしてくくり、各事業の意思決定の迅速化やシナジー強化を図っています。私が担当しているのは人材派遣やBPOサービスを展開するStaffing SBUで、役割は大きく2つあります。
ひとつは、SBUの現在の業績と今後の見通しを正しく理解してホールディングスの経営陣にレポートすること。もうひとつは、グループの経営方針をSBUに伝え、SBUにおける取り組みを推進することです。対ホールディングスと対SBU、いわば2つのお客さまに向けて仕事をしているようなイメージですね。

―なるほど。プロジェクトも多いと聞いたのですが、
福山さんはどのようなプロジェクトに参画していますか?

今は組織再編のプロジェクトに、ホールディングスの業績担当者として参画しています。グループのスケジュールや必要なプロセスを共有し、組織再編下での来期の予算編成をリードしていく役割です。
また、IFRS(国際会計基準)導入プロジェクトにも関わりました。パーソルでは、2024年3月期からIFRSを導入したのですが、IFRSベースでの予算編成の仕方をSBUに落とすための情報整理や、SBUとの勉強会を通じた認識合わせなどを担当しました。

―コミュニケーションの対象が幅広いですね!

経営管理部は、人と人、部門と部門のあいだにある部署です。また、対ホールディングスにせよ、対SBUにせよ、私たちの依頼が起点となって複数の部署や人のアクションにつながっていくことも珍しくありません。なので、投げっぱなしにしないことは意識していますね。
依頼をするときは、「何のためにやるのか」「なぜ、お願いしているのか」「何をやってほしいのか」を丁寧に言語化し、依頼した相手がスムーズに次の一歩を踏み出せるようにしています。

―自由にリモート勤務が選べてはたらきやすくなった反面、
密なコミュニケーションがとりにくい側面もあるかと思うのですが…。

確かにそれはありますね。パーソルは一定の実績とスキルを武器に入社する中途社員がほとんどで、「個」を大切にする空気があることも、コミュニケーションを難しくする要因のひとつかもしれません。私も、前職が新卒主体の家族のような会社だった分、パーソルに入社した当初は「大人な組織」だと感じてコミュニケーションにハードルを感じていました。

だけど、仕事の基本はやっぱり「人と人」。仕事上の形式的なやりとりを通して形だけ知っている相手より、腹を割って話した上でわかり合った相手のほうが話しやすいし、相談しやすいですよね。

相手に話しやすいと感じてもらえるよう、私自身はどんなときも「素」でいることを心掛けています。アイスブレイクから積極的に自己開示して雑談を仕掛けたり、相手をいじったり(笑)。もちろん、節度は大切ですが、心を開いて対話することで少しずつ仲間意識が生まれていく感じがしますし、経営管理が介在する価値も高まるのではないかと思っています。

営業からの
キャリアチェンジ
パーソルを選んだ理由は、「規模の大きさ」
「社会的意義」そして「変化の大きさ」

―福山さんの柔軟性や、つながりを築く力は、どこで培われたのでしょう。

新卒で入社した当初は、金融系の会社で自動車ローンの営業職をしていました。車の代理店を回って、自動車ローンを採用してもらう仕事です。最終的にお客さまにローンをすすめるのは代理店の方なので、自分でクロージングすることはできません。しかも、ローン商品に大きな差別化要因はない。

となると、代理店の担当者とのコミュニケーションをどれだけ深められるか、どこまで信頼してもらえるかが勝負の分かれ目なんです。どんなにローンに詳しくても、記憶に残る「人」でなければ選ばれない。4年近く営業を経験して、相手の懐に入ることの大切さを身に染みて感じました。
当時はきつかったですけど、今思えばあの頃の経験が今の土台になっているのかもしれないですね。

―新卒時代の努力と工夫の日々が目に浮かびます。
その後、どんなきっかけでパーソルにジョインしてくださったのですか?

前職では、全国にたくさんいる営業職の一人として大きな売上の一部を作る側から、全体の売上を管理する側に行きたいと思うようになり、経営企画に異動させてもらいました。中計や予算策定、業績管理、ガバナンス関連の会議体運営、インナーコミュニケーションなどに携わりました。IPOのタイミングだったので、その前後の業務を経験できたのは幸運だったと思います。

ただ、それほど規模が大きい会社ではなかったので、5年もすると重要な仕事を一周した形になりました。これから何をやろうかと考えたときに、自分には特に専門性がないことに気づいたんです。「手に職」ではないですけれど、「これで勝負できる」と自信を持って言える何かが欲しくて、転職を決めました。

パーソルに入社を決めた理由は、それまでとは違う大きな規模感で、まったく違う経験ができそうだったからです。また、社会的な意義があり、変化が大きい人材系の事業にも魅力を感じました。

自主性重視のパーソルで活きる
「何をやっても正解」のメンタリティー

―福山さんがこれから挑戦したいことを教えてください。

パーソルは、面接で聞いていたとおりのボトムアップ型組織で、みずから動く人やチャレンジする意欲を応援する風土があります。私も、「もう少し経営に近い場所で新しいチャレンジがしたい」と伝えたところ、室長としてマネジメントを任せていただけることになりました。これからしばらくは、室長として成果を出すことに集中したいですね。

ただ、せっかく経営にふれられる環境にいるわけですから、いずれは自分で事業を起こしてみたいとも思っています。10年後になるか、20年後になるか、パーソルの中でなのか、外でなのかもわかりませんが、少しずつ経験と知見を積み重ねて、良いタイミングが来たらトライしてみたいと思っています。

―ありがとうございました。
最後に、パーソルへの入社を検討している方にメッセージをいただけますか。

一人ひとりの志向性を優先し、ひとまずやらせてみるパーソルの文化は、主体的でやりたいことが明確な方には確実にフィットすると思います。毎月、毎年、何か良くしようという努力が見える会社なので、チャンスは無限にあるといっていいでしょう。

もちろん、失敗することもあると思いますが、それで道が閉ざされるわけではありません。私はいつも、「何をやっても正解」だと思って取り組んでいます。失敗したら、失敗するやり方を学んだと思えばいい。そんな前向きな気持ちで、皆さんといっしょにはたらけたらうれしいです。

※社員の所属およびインタビューの内容などは2023年7月現在のものです。

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