社員インタビュー

過去にも、未来にも
恥じない自分であるために
キャリアの根底には、
いつもあの頃の「底辺の私」がいる

平賀 理 人として成長し続けるために、チャレンジする

グループ営業本部 ソリューション営業部 第一営業グループ 室長

平賀 理

グループ営業本部 ソリューション営業部 第一営業グループ 室長

平賀 理

Nori Hiraga

2005年4月、新卒で旧インテリジェンスに入社。大手顧客を中心としたエンジニア派遣領域の営業に携わる。その後、旧パーソルテクノロジースタッフに異動。ゼネラルマネジャーを務めた後、2019年にパーソルホールディングスへ異動。エキスパートとして大手通信顧客へのトップアプローチやグループ横断の営業統括に従事し、2022年より第1営業グループの室長に着任。

プロフィール詳細

人材派遣や人材紹介を中心に、「はたらく」に関わるさまざまなサービスを展開するパーソルグループ。その中で、グループALLで顧客に最適な価値を提供する役割を担っているのがグループ営業本部です。日本を代表する大手・成長企業の経営課題を解決すべく、経営層へのアプローチやグループ全体の営業統括などを行っています。

今回は、そのグループ営業本部ではたらく平賀理さんにインタビュー。新卒でパーソルグループに入社し、営業のエキスパートとして第一線で顧客に向き合い続けた平賀さんですが、その裏側にはライフステージの変化とキャリアの両立に悩み、自分なりの正解を探し続ける普通の女性の姿がありました。 「3年で辞めると決めていた」という平賀さんが、今もパーソルホールディングスではたらき続ける理由とは何なのでしょうか。

幅広いサービスラインナップを活かして、
クライアントの本質的な課題解決に貢献できる

―まずは、今のお仕事の内容から教えてください。

グループの総合営業として、大手通信業界の顧客を担当しています。グループを代表する立場で経営層や幹部層とリレーションを築き、クライアント内部の幅広い課題に対してパーソルグループとして提供できるソリューションを提案する役割ですね。
人材派遣、人材紹介、求人広告、アウトソーシング、コンサルティングといったグループの個別の商材の受発注は各担当者が担うため、そのとりまとめをすることもあります。 もともとはエキスパートとして顧客と向き合っていましたが、現在は引き続きプレイヤーをしつつ室のマネジメントも行っています。

―非常に高い視座が求められる仕事ですね。
どのような点にやりがいがありますか?

入社間もない頃から一貫して同じ顧客を担当しているのですが、総合営業として仕事をするようになって圧倒的に提案できる幅が広がりました。人事や人材の側面からクライアントの課題解決を目指すにあたって、パーソルグループ全体のサービスから提案できるのは大きな強みです。
自分たちで商材を持っていないからこそ、価値の作り方や存在意義の示し方にさまざまな可能性があることには、難しさの分だけ大きなやりがいを感じますね。

―2022年からは、室長としてのお仕事も増えましたよね。

いっしょにはたらくメンバーは、社歴が長くてHRの知識が一通りある、管理職経験者が大半です。業務の特性上、それぞれが自律して仕事をしていることもあって、チーム感は薄めですね。なので、一般的なマネジメント職とは少しイメージが異なるかもしれません。
みんなに必要な情報を的確に伝え、人と人を上手につないでいく仕事だと認識しています。

一方で、「そうはいってもチームだよね」と、組織としての一体感・連帯感を求められる部分があるのも事実。メンバーや上長と目線合わせをしながら、チームのあるべき姿、理想的な姿の解釈を模索しているところです。

結果が出ず苦しんだ新卒時代
ある出来事をきっかけに急成長を遂げ、仕事に没頭

―平賀さんは営業一筋ですよね。
ずっと最前線で、圧倒的な実績を残している印象ですが…。

旧インテリジェンスに新卒として入社して以来、ずっと営業をしています。入社当時は、「一番ハードな部署に行かせてほしい」と主張して、IT顧客に技術スタッフを派遣するエンジニア派遣の部署への配属となりました。
当時のインテリジェンスは、社会人としての最初の登竜門のように捉えられていて。とにかくがむしゃらにはたらいて短期間で離職する人も多かったので、私も漠然と「ここで修行をして3年で辞めよう」と思っていました。

ところが、実際に現場に出てみたら、驚くほど仕事ができなかったんです。先輩たちから受け継いだ顧客を片っ端から失っていくような状態で、何もできずに1年が経ちました。

―意外です!その後、何か転機があったのですか?

当時のインテリジェンスでは、1年の中で「イカした仕事」に選ばれた方がプレゼンをし、グループ社員全員の投票でグランプリを決める、通称「イカ大」という取り組みがありました。

入社2年目のイカ大発表の際、当時の私はやる気がなかったので、発表に遅れてしまって(笑)。行ってみたら、ちょうどグランプリ受賞者がスピーチをしていたのですが、男泣きしている姿を見て、強烈に心が動いたんです。この人と同じように、「今までで一番がんばった」って堂々と言えるくらいまで自分は努力しただろうか。そう言えるくらいまで、まずはがんばってみようと。
そこで、ギアを上げて仕事に向き合ったことで、どんどん成績が伸びていきました。

―結果が出ると、仕事もおもしろくなりますよね。

そうですね。4年目には管理職となり、転勤して九州勤務も経験しました。仕事をすることが自分の成長につながっている実感があり、ひたすら没頭していた時期です。

また、同時に結婚・出産でライフステージが変化した時期でもありました。仕事と育児を両立したいという思いもあり、プレイヤーから管理職に役割を変えたものの、今度はミーティングばかりでお客さまと接する機会がほとんどなくなって…。ジレンマでしたね。

2013年にはパーソルテクノロジースタッフに移り、グループ内の商材をわかる範囲で販売していたのですが、もう少し広く営業をしてみたいと思うようにもなっていました。 それで、グループ営業本部のエキスパート職への異動願いを出しました。

人としての成長、顧客への幅広い価値提供、育児との両立
すべてが叶う環境がある

―積み上げてきたものをいったん置いて、
ゼロからチャレンジすることに不安はなかったですか?

組織に長くいると、それだけで重鎮みたいな扱いになることがあると思います。何を言っても正しいと思われるような。そのような、誰も間違いを指摘しない、裸の王様になるのはとても嫌でした。以前の職場では、一定評価を受けており、自分の居場所を作ってもらえていたからこそ、少しその危機感があって。
私の仕事の目的は、人として成長すること。その目的のために、迷わずチャレンジしました。

―パーソルホールディングスに異動して、満足していますか?

同じ通信系のお客さまをずっと担当させてもらっていますが、やりとりする相手も、提案できる内容もガラッと変わりました。お客さまと直接コミュニケーションがとれますし、すごく魅力的な仕事をさせてもらえていると思っています。

また、2人目の子供を出産したときがちょうどコロナ禍だったのですが、リモートワークが普及したおかげですみやかに復帰できました。今はオフィスワークとリモートワークが半々くらいですね。上司の理解があるし、時間の融通もききやすいので、結婚・出産を経てもはたらきやすい会社だと思います。

営業のエキスパートとして得られる
学びや気づきをヒントに、
死ぬまではたらき、そして成長しつづけたい

―今後、挑戦してみたいことがあれば教えてください。

子育てで一度仕事を離れたとき、定年退職して人生の目標を見失う人の気持ちがわかった気がしました。仕事しかしてこなかったから、地域にコミュニティはないし、ほかにやりたいこともない。今まで想像さえしてこなかった状況にぽんと放り出されて、これからのはたらき方、生き方を考えました。

今は、手応えのある営業エキスパートの仕事で営業としてのプロフェッショナルを極めつつ、MBAの取得に向けて学び、趣味も含めていろいろな種蒔きを少しずつ始めている状況です。

―パーソルホールディングスでの仕事を足掛かりに、
平賀さんの未来がどのように展開していくのか楽しみにしています。

この場所で自分の役割を果たしつつ、はたらくことのベースをブラッシュアップして、自分が持っている「死ぬまではたらく」という価値観を実現したいですね。
そのためには、やはり偉ぶらずに、人として成長する気持ちを持ち続けることが大事。どれだけ大きな仕事を決めても、どんなにキャリアを積み上げても、底辺にいた頃の自分を忘れずに、ひたむきにはたらいていきたいです。

※社員の所属およびインタビューの内容などは2023年6月現在のものです。

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