社員インタビュー

「本当にやりたかったこと」を求めて
インハウスでオフィスファシリティに
特化している会社だからこそ、叶えられた夢

鈴木 亜依 ファシリテーションマネジメントの価値を多くの人に知ってもらいたい

パーソルファシリティマネジメント
FMOユニット FMO第一グループ グループ長

鈴木 亜依

パーソルファシリティマネジメント
FMOユニット FMO第一グループ グループ長

鈴木 亜依

Ai Suzuki

2019年7月中途入社。オフィス什器などの販売や、オフィス移転、レイアウト変更のプロジェクトマネジメントを手掛ける会社で営業職を経験後、パーソルファシリティマネジメントに入社。現在は、グループ長として、パーソルグループ全社のオフィス運営におけるFM(ファシリティマネジメント)戦略策定や、オフィス運営維持業務を管轄している。

プロフィール詳細

パーソルグループでは、多種多様な社員がそれぞれのスキルや知識を活かして活躍しています。今回は、FMのコンサルティング業務を手掛けるパーソルファシリティマネジメントに中途入社した鈴木亜依さんにインタビュー。入社を決めた理由や、実際にはたらいてわかった同社の魅力、ギャップを感じた点などについて本音で語ってもらいました!

本当にやりたい仕事に専念したい
プロジェクトマネージャーとしての成長を叶えられる
理想的な環境が入社の決め手

―まずは鈴木さんのご経歴を教えてください。

建築学科を卒業し、新卒でオフィスのプロジェクトマネジメントや設計を行う中小企業に入社しました。建物のレイアウトや図面に関わる仕事がしたかったのが理由です。ただ、プロジェクトマネジメント職でなく営業職の配属だったため、最初はオフィス移転に関わる営業をしていました。その後、受注したオフィス移転案件のスケジュール作成やレイアウト策定を含めたプロジェクトマネジメントも自身で行うようになったんです。以降は、営業に加えて、オフィスレイアウトコンサルティング業務も行っていました。

―営業からプロジェクトマネジメントまでやられていたんですね!
なぜ転職を考えたのですか?

「プロジェクトマネジメントの仕事をもっとやりたい」と思ったのが転職の理由です。基本は営業職だったので、売上目標を達成するためにもちろん営業もする必要があります。そのような中、任せていただける仕事の規模も次第に大きくなり、営業をしながら自分でプロジェクトも推進するのが難しくなってきたんです。営業とプロジェクトマネジメント、どちらをやりたいのか…。自分が本当にやりたいことを見つめ直した結果、「プロジェクトマネージャーとして成長したい」と考えるようになり、転職を決意しました。

―なるほど。では、転職先としてパーソルを選んだ理由は何ですか?

まず、オフィスファシリティに特化した会社であることが大きな理由です。また、作った後もそのオフィスに関わり続けたいと思っていたため、顧客に代わってオフィス構築を行う外部サービサーではなく、インハウスでできる企業を希望していました。そんな折に、ファシリティマネジメントの専門で、インハウス業務と外部へのサービス提供どちらも実施する事が可能なパーソルファシリティマネジメントの求人をたまたま見つけたんです。一般的に、オフィス移転は数年に1度しか行われませんが、グループ全体の拠点を管理するパーソルファシリティマネジメントなら、さまざまな案件に頻度高く関われる。私にとっては理想的な環境だと感じました。

インハウスだからこそ、
リアルな声をもとに高頻度でPDCAを
回すことができる

―入社後は、どのような業務を担当されていたのですか?

入社後1~2年は、オフィス構築プロジェクトのコンサルティングをしていました。現在は、CRE(企業不動産)戦略とメンテナンスサービスを行う2チームのマネジメントをしています。CRE戦略チームは、主にFM戦略を策定する部署です。新規オフィスの立ち上げや余剰なオフィスの集約などを、事業に紐づけながら提案しています。加えて、オフィスの賃貸借契約の条件調整や、図面管理なども行っています。一方で、メンテナンスサービスチームでは、すでにあるオフィスの運営・維持が主業務です。壊れたり汚れたりした設備の買い替え・修繕を行い、オフィスを継続的に使い続けられるようにしています。ほかにも、ビルの定期点検の調整や、財務上でも必要な固定資産の管理なども行っています。

―入社して良かった点を教えてください。

FMの施策を、高頻度でPDCAを回しながら、知見を身につけられることです。主にパーソルグループ内のFMを担っているので、グループ各社の総務担当者と連携し、「どうしたら事業活動やそこではたらく人達のはたらき方にあったハードを構築できるか?」を全力で試行錯誤しています。さまざまなプロジェクトにも関わることができ、立ち上げたオフィスの使い心地を社員から聞けるので、PDCAを頻度高く回すことも可能です。自分の至らない点に気づくことも多いのですが、新たな知見を身につけられるので日々刺激を受けています。

―入社の目的であった
「プロジェクトマネージャーとしての成長」は実現できましたか?

まだまだ未熟ですが、成長できていると思います!入社前からFMの勉強をしていましたが、戦略やオフィス運営などはそこまで理解しきれていませんでした。それが、実際にCRE戦略とオフィス運営に携わるようになって理解が深まったと思います。プロジェクト推進を通じて感じたことが戦略立案に活きていますし、オフィス運営で得た知見は逆にプロジェクトに活かすことができている。例えば、オフィス運営観点でいうと、メンテナンスが頻発する箇所を特定することで、レイアウト段階で対策を講じることもできると気づいたんです。FMが経営に与える影響を体験できたのと同時に、より広い視野で捉えられるようになりました。

インハウスならではの難しさも
経営視点と顧客視点の両立にやりがいを感じる

―やりがいをもってはたらいている印象ですが、
そんな鈴木さんでもパーソルではたらく上で苦労している点はありますか?

そうですね…。グループ各社との調整は結構大変です。前職では顧客の要望を叶えればそれでよかったのですが、パーソルファシリティマネジメントの場合はインハウスだからこそ、そこが違うんです。私たちの主な顧客は、パーソルホールディングスを含むグループ各社。それぞれの要望を叶えたい気持ちはある一方で、すべてに対応するとグループ全体としては不適当なケースもあります。当然FMのプロとして、最適な提案もしなければいけません。これらのバランスをとるのは非常に難しいですが、一方でやりがいも感じています。

―なるほど。そのバランス調整をする上で、意識していることはありますか?

グループ各社からいただく要望の背景や、担当者の立場を適切に理解するよう普段から心掛けています。というのも、規模や影響範囲が大きいプロジェクトであればあるほど、社内から期待されていることや、ステークホルダーを正しく理解した上で判断を下すことが大切だからです。また、グループ各社をきちんと巻き込んで、全員が同じ目標に向かっていける体制を築くことを意識しています。うまくいかないときは「誰が入ってくれたらうまくいくのか」を考え、周りの力を借りる。自分の力だけで解決しようとせず、チームとして乗り越えることが重要だと思っています。

ファシリティマネジメントの重要性や有効性をもっと広めたい
200を超える拠点をインハウスで管理しているからこそ、
外部に展開できる知見がいくつもある

―今後パーソルで挑戦してみたいことを教えてください。

FMのコンサルティングを、グループ外の顧客にももっと提供していきたいと思っています。先ほど話した通り、一般的にオフィス移転の機会は数年に1度。そのため、うちでは当たり前だと思ってやっていることが、実は世の中に浸透していないことも多いんです。例えば、CRE戦略チームでは賃料交渉を毎月何件もこなしているため、地域別の戦略もストックできています。これは、200を超える拠点をインハウスで管理しているからこその優位性だと思います。サービスとして外部に展開できる知見がいくつもあるというのは、パーソルファシリティマネジメントの強みでしょう。

―最後に鈴木さん個人の夢についてお教えください!

FMを世の中にもっと広めていきたいです。FMがあまり社会的に認知されてないのは、企業経営に対する有効性が伝わっていないからではないでしょうか。実は、パーソルファシリティマネジメントはそれを浸透させるために設立された会社なんです。だからこそ、私は会社の仕事を通じて、社外にも価値を提供していきたいと考えています。そうして顧客の期待に応えながら、はたらき方が変わっていく中で、事業とはたらく人たちにとって最適なハードを提供していけたらと思っています。

※社員の所属およびインタビューの内容などは2023年2月現在のものです。

他の社員インタビューを見る

「はたらいて、笑おう。」を創っていく、未来への挑戦。
一緒に挑戦いただける方のエントリーをお待ちしています。

募集一覧・エントリー