新卒入社社員座談会
「何をやるか」が入社前に見える新卒採用
職種別採用のリアルとは?
日本の新卒採用では、「仕事」ではなく「会社」を選び、入社後のジョブローテーションを通じてジェネラリストを育成していく総合職採用が一般的です。しかし、キャリアの自律が推奨される今の時代、新卒の段階から専門性を身に付けたいと考える人は少なくありません。学生のうちから、自分の興味関心の対象がはっきりしている人も多いのではないでしょうか。
そこで、パーソルホールディングスでは、入社後の配属先をあらかじめ定めて採用・育成する「職種別採用」を一部職種で実施。はたらきたい会社で、関わりたい分野を選んで成長できる環境を整えてきました。
職種別採用で入社した先輩たちは、学生時代にどのような経験を積み、なぜパーソルホールディングスのIT領域を目指したのか。また、入社後はどのようにキャリアを築いているのか。
今回の座談会では、職種別採用でグループIT本部に新卒入社した3人に、職種別採用の気になる点などについて語ってもらいました!
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グループIT本部 ワークスタイルインフラ部
ユーザーインフラ室グループIT本部 ワークスタイルインフラ部
ユーザーインフラ室鈴木 明日香
Asuka Suzuki
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2020年新卒入社。学生時代、法学部政治学科ではたらき方について学ぶ中、人生の中でも多くの時間を費やす「はたらくこと」に興味を持ち人材業界に注目。入社前の学生にも真剣に向き合う社風や「はたらいて、笑おう。」の理念に惹かれ、パーソルホールディングスに入社を決意。
プロフィール詳細
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グループIT本部 セキュアアクセスインフラ部
セキュアネットワーク室グループIT本部 セキュアアクセスインフラ部
セキュアネットワーク室山分 皓太
Kota Yamawake
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2021年新卒入社。学生時代は生命科学を学び、生命を構成する物質や生命そのものを作る研究に携わる。就活にあたり研究者の道も検討したが、「自身の仕事における提供価値を身近で感じることができる、専門性の高い仕事をしたい」と考え、事業会社でのIT職を志望。趣味のオーケストラの活動との両立も重視し、パーソルホールディングスへ。
プロフィール詳細
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グループIT本部 ビジネスコアインフラ部 クラウド推進室
グループIT本部 ビジネスコアインフラ部 クラウド推進室
八木澤 琢海
Takumi Yagisawa
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2022年新卒入社。大学生時代の半分をコロナ禍で過ごす。早くから就活を始め、インターンも経験しながら自分の興味を絞り込んでいった。パーソルホールディングスに決めた最大の理由は、「母数が大きく、1の貢献が10になる可能性を秘めていたから」。
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全員がIT未経験から、職種別採用で入社
―まずは、皆さんの今の仕事について教えてください。
鈴木:グループ社員が使用する、モバイル端末のセキュリティマネジメントを担当しています。
ここ数年で、モバイル端末の役割は一気に拡大しました。スケジュール管理やウェブ会議など、モバイル端末1台で幅広い業務をカバーすることが可能です。一方、使用できるシーンと、そのシーンで扱う情報の重要性が増したことで、セキュリティリスクも高まりました。
社員の皆さんが安心してモバイル端末を利活用できる環境づくりは、グループの信頼性にも関わる重要な仕事だと自負しています。
山分:私は、グループ社員がリモートワークをするために必要となる、PCのセキュリティサービスを担当しています。当社でもリモートワークが浸透し、はたらく場所が自由に選べるようになりました。従業員がどこにいても、安心して会社のネットワークにアクセスできる環境づくりは必須です。私たちの仕事に抜け漏れがあると、全社の仕事が止まってしまうので、細心の注意を払って仕事をしています。
八木澤:私は、物理的な自社サーバーをクラウドに移行する作業の支援と、移行先のクラウドの管理を担当しています。セキュリティの基準や知見がグループ会社ごとに異なるため、クラウド移行にどんなメリットがあるのかを、丁寧に説明することも仕事のひとつです。
―プロフィールを拝見すると、
皆さん学生時代からIT領域に精通していたわけではないのですね。
山分:新卒でパーソルホールディングスのIT領域に入社する人は、未経験の人がほとんどだと思います。私自身、学生時代はまったく違う研究をしていました。
将来を考えるうちに、「手に職」をつけたいと思いITに興味を持ったのですが、一口に「IT」といっても幅広いんですよね。私は、自分の仕事がどのような価値を提供できるのかを身近に感じたかったため、幅広いIT職種の中でも特に、事業会社でのIT職を志望していました。ただ、一般的な総合職入社では「営業」「経理」など、ITを専門には扱わない職種に配属される可能性があります。その点、最初からIT職配属だとわかる職種別採用は魅力的でした。
鈴木:私も同じです。もともと興味があった「はたらくこと」に軸を置いて就活をする中で、「はたらいて、笑おう。」のビジョンに共感しパーソルホールディングスに出会いましたが、どのような仕事をするかわからないまま入社するのは少し不安だなと思っていて…。 実は、ITにはそこまで興味はなかったのですが(笑)、職種別採用で、ある程度まで先々の見通しを立てられることに魅力を感じて入社を決めました。
八木澤:私も経済学部でITとは無縁な学生生活でした。ただ、わりと早くから就活を始め、インターンも経験する中で、単純に「ITってかっこいいな」と思ってはいたんです。
よくゲームをするのですが、ITはゲーム内で味方の能力を高める「バフをかける」みたいなイメージがあったんですよね。自分で大ホームランは打てなくても、味方の安打を増やせる人になれたらと思い志望しました。パーソルホールディングスに決めたのは、グループの規模が大きかったからです。従業員数が多いほど、より影響力の大きい仕事ができると思い決めました。
実績豊富な中途社員から技術を学べるのも、
パーソルホールディングスならでは
―入社後はどのように仕事を学んでいったのですか。
鈴木:私たちの頃は、入社後まずビジネスマナーなどの全体研修を2週間程受け、そのあと職種別の研修を1カ月程受けて基礎知識を学びました。
八木澤:私たちの時は、職種別研修が2カ月に延びていました。IT部門の中でも扱う領域は幅広く、口頭の説明だけでは把握しきれないことも多い。そのため、配属の可能性がある部署を回って実際に仕事を経験してから、配属の希望を出すようになったと聞いています。
山分:研修を受講した新卒の声を取り入れながら、内容をブラッシュアップしてくれている感じですよね。
八木澤:私たちの代では、実際にサーバーを構築する研修もありました。先輩たちには、かなりうらやましがられましたね。
山分:それは本当にうらやましかった!研修で身に付けた知識をどうやって使うかまで学べると、理解の幅が広がると思います。
鈴木:若手のうちからいろいろ任せてもらえる社風だとは聞いていましたが、初期の段階から「それ、1年目に任せてもらっていいんですか?」と聞き返したくなるような仕事を振ってもらえることが本当に多くて。
やりがいを感じる一方で緊張感も大きかったので、研修で把握できる範囲が広がるのはいいことだと思います。
山分:最初は気後れしましたよね(笑)。ただ、パーソルホールディングスは経験豊富な中途入社の方が多い分、実務を通して学べることも広く深い。意欲さえあればかなりのスピードでレベルアップできると思います。
やりたい気持ちを尊重して応援してくれる社風のおかげもあって、配属から1年程で上流工程へのステップアップが叶いました。
どんどん新しいことにチャレンジしていきたい私にとって、この環境はありがたいです。
―成長を実感できる環境なんですね。
やりがいがありそうです。
鈴木:やりがいでいうと、グループ会社との信頼関係が築けたときの達成感も大きいです。入社の動機が「仕事を通じて誰かの人生にプラスのきっかけを与えたい」ということだったので、「鈴木さんが手厚くサポートしてくれたので、スムーズに社内に展開できました」といってもらえたときはうれしかったですね!
相手の気持ちを尊重しつつ、こまめにやりとりすることを意識していたおかげで、ちょっとしたことでも私を頼ってくださるようになりました。
「はたらいて、笑おう。」が
実現できる場所を見つけてほしい
―今後の展望について聞かせてください。
鈴木:入社から3年、4年経つと新しいことにチャレンジしたくなるのか、周りでは転職する友人も増えてきました。私もこれまでとは違う価値観にふれてみたい気持ちがあって、今年から「居住地フリー」の制度を活用して京都で暮らし始めたんです。住む場所を変え、はたらき方が変わっただけで、仕事とプライベートが両方充実して人生の幅が広がるのを感じました。
これからも、人生の一部として仕事を楽しみ、「はたらいて、笑おう。」を実践していきたいです。
八木澤:年次にかかわらず、常に最先端の技術にふれられる環境をポジティブに楽しんでいきたいです。毎朝パソコンの電源ボタンを押すときに手が重く感じないような 、ワクワクする仕事をし続けたいですね。
山分:入社面接のとき、「はたらいて、笑おう。」が仕事で成果を出して笑うことを指すのか、それとも仕事を含めた人生そのものが充実している状態を指すのか面接官に聞いたんです。
そのとき、後者であることをとても丁寧に教えていただきました。価値観が合う会社ではたらけていることに喜びを持って、これからも仕事とプライベートのバランスのとれた生活をしていきたいです。
―ありがとうございました。
最後に、入社を検討している皆さんにメッセージをお願いします!
山分:私自身は、何事も理屈から入りがちなタイプなんですが、就活には情熱も大切だと感じます。キャリアや仕事内容も重要ですが、「価値観が合う」「ここならおもしろい仕事ができそう」という感情の部分も大切にして、自分に合う会社を見つけてください!
八木澤:パーソルホールディングスを志望される方は、ぜひ面接でいろいろ深掘りして聞いてほしいです。規模が大きい分、就活サイトや企業サイトでは全容が把握しきれない部分もあると思います。
面接の場を使って「自分のやりたいこと」と「パーソルホールディングスでできること」のすり合わせをし、理想的なキャリアアップにつなげてください。
鈴木:いろいろな会社を深く知ることができる機会は、就活以外にそうありません。どこに就職しても必ず役立つ知見が得られると思うので、先入観にとらわれずにたくさんの企業を見てほしいです。
技術や知識は、入ってからの努力で何とでもなるものだと思います。それよりも、「自分が社会に出て何をしたいのか」「どんな社会人になりたいのか」をじっくり考えて、4月を心待ちにできるような選択をしてほしいと思います!
※社員の所属およびインタビューの内容などは2023年10月現在のものです。
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