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Project Story

PCライフサイクル最適化プロジェクト 3万台の
PC運用管理を刷新!
IT本部のDX革命

パーソルホールディングスでは、30社を超えるグループ各社のPC端末の運用管理を行っていますが、PC台数の増加に伴い、PCの調達から廃棄までのLCM(ライフサイクルマネジメント)の煩雑さが問題となっていました。そこで、グループIT本部 ワークスタイルインフラ部の源常冴を中心とした「PCライフサイクル最適化プロジェクト」を発足。オンライン上でPCのLCMを一元管理できるシステムを構築しました。

グループ全体に関わる同プロジェクトは、どのような成果を上げたのか?同プロジェクトを推進した源常に、取り組みへのこだわりや想いなどをお聞きしました。

Talk Member

グループIT本部 ワークスタイルインフラ部 ユーザーインフラ室 源常

源常 冴(げんじょう さとし) グループIT本部
ワークスタイルインフラ部
ユーザーインフラ室 エキスパート

システムインテグレーター、ITソリューションを手掛ける企業などを経て、2019年7月にパーソルホールディングスに中途入社。グループ全社のデバイスや拠点ネットワークを管理するユーザーインフラ室に所属。本件の「PCライフサイクル最適化プロジェクト」では、プロジェクトマネージャーを務める。

約2万5,000台のPCを
システムで一括管理!
ガバナンスの強化と
業務の効率化を実現

――まずはPCライフサイクル最適化プロジェクト立ち上げの経緯を教えてください。

PCライフサイクル最適化プロジェクトは、社員が利用するPCのガバナンス強化を目的に発足しました。パーソルグループ全体で約2万5,000台(当時)ものPCを取り扱っていましたが、グループ各社によってPCの申請フローが異なるなど、PCマネジメントが十分に整備されていませんでした。

そんな中で、グループ各社では行方不明機がいくつかあることが判明。PCの紛失はセキュティ上の大きな問題です。行方不明機発生の発覚をきっかけに、管理体制を根本から見直すことになり、私が所属するグループIT本部がPCのLCMを一元管理できるシステムを構築することになったんです。

――どのようなシステムを構築されたのですか?

PCと利用者が、自動で紐付けられる管理システムを作りました。PCを管理しきれていなかった原因のひとつが「誰が、どの端末を使っているかわからなかった」こと。PCの申請システムと管理台帳システムが連結しておらず、情報の抜け漏れが発生していたのです。そういったヒューマンエラーをなくすため、申請時にPCと利用者を紐付け、デバイスの展開状況を可視化。結果、PCの所在を追跡できるようになり、すべてのPCを適切に管理できるようになりました。

――見事に課題を解決されたのですね。ほかにはどのような成果がありましたか?

複数部署が管轄しているため、これまで部署間の情報共有やワークフローが複雑でした。利用者においても、PCを手配する際に複数部署に申請しなければならなかったのですが、LCMを統合管理し、一度の申請で完結できるようにしたことで、複雑な管理や利用者の手間を省略化。さらに、クラウド上の管理とすることで、オンラインでのPC管理やサポート業務が可能になったのもポイントだと思います。

また、PCの調達方法を購入からサブスクリプションに変更したのも、PC-LCMプロジェクトの成果だと感じています。以前よりもコストを抑えられただけでなく、常に最新のPCを社員が利用できるように。LCMを最適化することで、グループ社員の作業環境が改善できました。

縁の下の力持ちを目指して
グループ全体として
最適なシステムを追求

――システムを構築する際にこだわったことは何ですか?

システムでこだわったのは、システムの利用者、つまりグループ各社の担当者にとっての使いやすさです。PC端末のLCMはパーソルホールディングスの業務ですが、実際にシステムを利用するのはグループ各社の総務部や経理部。だからこそ、彼らへのヒアリングを第一に行い、グループ各社からの要望を集め、パーソルグループとして最も理想的なシステムを目指しました。

――なるほど。では、システムを構築する際に苦労されたことは?

やはり、グループ各社との調整ですね。グループIT本部では、各社の自主性を大切にしています。そのため、システム構築への要望を各社からベンダーに直接伝えてもらう場を設けました。ただ、参加いただいた各社の担当者・関係者は、合計で120名以上。グループ企業ごとに「こういう風に管理したい」という要望があり、意見を取りまとめるのが大変でした。

――多くの担当者・関係者と意見を調整する際、心掛けていたことはありますか?

各担当者・関係者の立場になって考えることを徹底しました。なるべく丁寧にコミュニケーションをとり、連絡や質問があったら即対応。グループ各社に寄り添いながら、要望を整理していきました。もちろん、すべてを各社の言うとおりにしていたわけではありません。ベンダー側の意見が正しいと思った部分は当然取り入れ、各社へ説明、納得していただけるよう努めました。

私たちの仕事は、「グループ企業の事業を円滑化する」こと。システムの品質向上はもちろん、コミュニケーションひとつとってもパーソルグループの「縁の下の力持ち」になれるよう心掛けています。

グループ全体を最適化できる
影響力の大きい仕事に
やりがいを感じた

――PCライフサイクル最適化プロジェクトに対する反響はありましたか?

正直に言うと、利用者からすると申請システムが変わっただけなので、これといった反響はありません(笑)。ただ、リモートワーク中に自宅でPCを受け取れるようになるなど利便性は向上。社員は少なからず「楽になった」と感じてくれていると思います。PCのガバナンスを強化でき、LCMに関する手間も省けたので、パーソルホールディングス社内では「良いプロジェクトだった」と評価されています。

――PCライフサイクル最適化プロジェクトでやりがいを感じたポイントは?

プロジェクトを通して、グループ全体を最適化できることにやりがいを感じました。以前から感じていたPCの管理体制の課題を、グループ各社とコミュニケーションをとりながらきちんと解決できたのは良かったと思います。また、経営会議で起案の段階から「良い取り組みなので、どんどん進めなさい」と背中を押していただけたのもうれしかったですね。

――PCライフサイクル最適化プロジェクトが後押しされた理由は何でしょうか?

DXを進めて作業品質を向上させれば、成果が上がることがわかっていたのが大きいと思います。加えて、パーソルホールディングスがボトムアップ型なのもひとつの理由だと思います。誰もが役職にとらわれず挑戦できる環境が用意されており、新しい取り組みにも寛容。「課題があったら、みずから起案し解決していく」という風土が醸成されているため、グループ全体に関わるような大きなプロジェクトにも積極的なのです。

「はたらいて、笑おう。」
を底上げする
情報システムを構築していきたい

――パーソルホールディングスではたらく魅力はどこにあると思いますか?

仕事の裁量が大きいことですね。私はパーソルホールディングスで6社目なのですが、一番はたらきやすい環境と感じています。若手にとっては成長できる機会がたくさんあり、中堅社員にとっても自分のスタイルで仕事ができる。上長や同僚と会話しやすく、自分の考えを安心して発言できる「心理的安全性」も確保されています。「はたらいて、笑おう。」というビジョンが社内にも浸透しており、一人ひとりに合ったはたらき方ができる会社だと思います。

――最後に、今後パーソルホールディングスで挑戦したいことを教えてください。

グループ各社にとって役に立つサービスを提供しつつ、従業員が笑ってはたらける環境を築いていきたいですね。また、グループIT本部では、社内外問わずアクセスを検証してセキュリティを向上させる「ゼロトラストネットワーク」など、新しい取り組みにも挑戦しています。

次世代のはたらき方に対応できるシステムを構築し、ワークスタイルを変える手助けをすることで、社員の満足度を上げられたらと考えています。

※社員の所属およびインタビューの内容などは2022年12月現在のものです。