2021年3月期 実績 |
2022年3月期 実績 |
増減率 |
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売上高 | 950,722 |
1,060,893 |
11.6% |
営業利益 | 25,724 |
48,143 |
87.2% |
経常利益 | 28,453 |
49,484 |
73.9% |
当社株主に帰属する当期純利益 |
15,341 |
31,523 |
105.5% |
当連結会計年度の国内の事業環境につきましては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が続いていることから、先行きの不透明感は依然残っておりますが、日本国内の有効求人倍率(季節調整値)は2022年3月には1.22倍となり、人材需要は回復基調にあります。当社においても、人材紹介事業の足元の受注状況は、既にCOVID-19前の水準まで回復しております。APAC地域でも、一部の地域でCOVID-19の影響は残っておりますが、総じて経済は回復基調にあります。また豪州においては円に対する豪ドル高が進みました。
このような事業環境の下、Staffing SBUは堅調に推移し、Career SBUにおいても順調に業績が回復しました。他のSBUにおいても増収となった結果、当連結会計年度の連結売上高は1,060,893百万円(前連結会計年度比11.6%増)となりました。利益面では、Staffing SBUでは収益性の高いBPO(Business Process Outsourcing)領域の増収が寄与したことや、その他のSBUにおいてもCOVID-19禍からの需要の戻りによる売上の回復が進んだことで、全てのSBUで増益または赤字幅が縮小し、全体の営業利益は48,143百万円(同87.2%増)となりました。また、経常利益は49,484百万円(同73.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、31,523百万円(同105.5%増)となりました。
2022年3月期 実績 |
2023年3月期 予想 |
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売上高 | 1,060,893 |
1,165,000 |
営業利益 | 48,143 |
52,000 |
経常利益 | 49,484 |
51,700 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 31,523 |
29,500 |
COVID-19の収束時期の見通しは、依然不透明であり、海外での地政学リスクに起因する景気影響等は注視が必要な状況ではありますが、当社グループを取り巻く2023年3月期の人材市場の情勢は、COVID-19前の水準を超えて推移していくものと想定しております。2023年3月期は、全てのセグメントにおいて増収を見込むことから、売上高は1兆1,650億円、営業利益は520億円を見込んでおります。
主力であるStaffing SBUは、人材派遣領域において、派遣稼働者数は引き続き増加していくことを想定しておりますが、BPO領域では一時的な公共案件の受注減少を見込んでおります。
Career SBUが展開する人材紹介事業は、高い企業の人材需要と求職者の増加による市場の拡大を想定し、大幅な増収増益を見込んでおります。成長ドライバーとしてグループの成長を牽引してまいります。
海外事業は、PERSOLKELLY社とProgrammed社のシナジーを発揮する一体的な経営を目指し、収益性の改善を進めてまいります。
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