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リスクマネジメント

リスクマネジメントに関する取り組み

1. リスクマネジメントの基本的な考え方

パーソルグループでは、リスクマネジメント活動をパーソルグループでの適切な組織運営や企業価値の維持・向上に寄与することを目的に、「グループリスク管理規程」を定め、グループ一丸となった取り組みを行っております。
この考えのもと、企業価値の維持・向上や事業戦略の遂行を妨げるリスクを特定し、適切な対策を講じることでリスクを低減するとともに、リスクが発現した場合にも迅速かつ的確な受け身をとれるよう備えることで、お客さまや取引先をはじめとするステークホルダーの皆さまの信頼にもつながるものと考えております。

2. リスクマネジメント体制

2020年4月のSBU(Strategic Business Unit)体制への移行に合わせ、「現場こそがリスクマネジメントの主体」の考えに基づいたリスクマネジメントの強化を行っております。

リスクマネジメント体制としては、3線ディフェンスを導入しており、各ディフェンスラインの考え方は次の通りとなります。

  • 第1線(グループ各社):リスクが発生する現場であり、事業活動及び日常活動と一体となってリスクマネジメント活動を推進する
  • 第2線(管理部門):グループ各社のリスクマネジメント活動に対し、モニタリングと支援を行う
  • 第3線(内部監査部門):第1線及び第2線から独立した立場で、リスクマネジメントの有効性について合理的な保証を与える

また、第2線については、リスクの内容・性質によって、リスクの管理部門を次の通り設定し、これらのリスク管理状況については、パーソルホールディングス内のグループリスク統括部署や、リスクマネジメント委員会に報告がされます。

  • グループ共通リスク:グループ共通のリスク対策が効果的なもの(主に、オペレーショナルリスク)については、パーソルホールディングスの各機能本部が、グループ横断的にリスク管理を行う
  • SBUおよびFU個別のリスク:事業特性や地域特性といったSBUおよびFU固有のリスクについては、各SBUおよびFUにリスク管理責任者(=内部統制推進責任者)を設置し、各SBUおよびFU内で自律的にリスク管理を行う

*FU:Function Unitの 略

当社グループのリスクマネジメント体制図

※ PHD=パーソルホールディングス、HMC=Headquarters Management Committee、CFO=Chief Financial Officer、CIO=Chief Information Officer、CDO=Chief Digital Officer、CHRO=Chief Human Resources Officer、GRC=ガバナンス・リスク・コンプライアンス

3. リスクマネジメント委員会

リスクマネジメント委員会は、パーソルホールディングスのHMC(Headquarters Management Committee)の機能補完・強化を行うグループ横断組織として、2020年4月に設置されました。
本委員会の委員には、CEO(Chief Executive Officer)をはじめとした経営層、各SBU長、各FU長および各内部統制推進責任者が出席し、グループ全体のリスクマネジメント全般や重要性の高いリスクについての審議や、SBUやFUにおけるリスクマネジメントの状況についてモニタリングを行っています。