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社長メッセージ

株主・投資家向け社長メッセージ

自分で選び、自分らしくはたらく。
2030年、世界中の人に「はたらいて、笑おう。」

「はたらく」に関するすべての社会課題を解決したい

 2023年5月に発表した「中期経営計画2026」の2年目にあたる2025年3月期は、売上収益は1兆4,512億円、調整後EBITDAは783億円、営業利益は574億円となりました。主力の派遣事業は堅調な成長を続けており、人材紹介事業は、顧客企業の旺盛な人材需要が続く一方で、転職希望者は、現職企業からのリテンション強化等による影響もあり慎重な動向が継続しております。そのような状況下でも、着実に成長し、売上収益、調整後EBITDA、営業利益はいずれも過去最高を更新しました。以上の業績の結果、2025年3月期の1株当たり配当金は、過去最高額となる9.5円とさせていただきました。なお、株主の皆様への還元を重視する方針のもと、今中期経営計画において配当性向を約50%とし、前中期経営計画の約25%から倍増しております。(2023年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき10株の割合で株式分割を行ったため、一株当たり配当金額は、過年度分も含め、当該株式分割が行われたと仮定して換算)

 

 「中期経営計画2026」の最終年度となる2026年3月期においては、売上収益1兆5,400億円、調整後EBITDA865億円、営業利益660億円、また、1株当たり配当金は、11.0円と、いずれも過去最高を見込んでおります。「はたらく」に関するすべての社会課題を解決することを目指し、多くの企業、はたらく人に貢献することで、株主の皆様への還元も高められるよう、引き続きパーソルグループ一丸となって取り組んでまいります。





「はたらいて、笑おう。」実現のために、
事業活動を通じ社会課題解決にも貢献

 2030年を見据えてパーソルグループが紡ぎ出したのが「はたらいて、笑おう。」というグループビジョンです。
この2030年に実現したい世界に向け、価値創造ストーリーを策定しました。変容する社会への約束を定め、これまで培ってきた価値創造の源泉を磨き、事業活動の成長につなげます。

 さらに、パーソルグループの経営理念である「雇用の創造」、「人々の成長」、「社会貢献」に基づき、持続可能な社会を目指して、多様なステークホルダーと連携し、社会課題解決にも積極的に取り組みます。

 パーソルグループは、グループビジョンを実現していくうえで解決すべき社会課題を議論し、「事業を通じた社会課題の解決」および「持続的成長を実現するための基盤」の双方の観点に鑑み、「中期経営計画2026」の策定に合わせて8つのマテリアリティ(重要課題)を特定しています。8つのマテリアリティについて、2030年に向けた目標及びKPIを設定し、目指す姿を明確にしてまいります。

一人ひとりの可能性を広げ、より良い“はたらく機会”を創出
「はたらいて、笑おう。」の実現へ

 労働力不足やテクノロジーの進展は、“はたらく”を取り巻く環境に大きな変化をもたらしています。また、労働移動やはたらき方・はたらく価値観の多様化など、個人のパワーシフトを背景に、はたらくことを通じてその人自身が感じる幸せ“はたらくWell-being”が求められる時代へと変化しています。

 パーソルグループは、経営理念「雇用の創造、人々の成長、社会貢献」を基盤に、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」実現に向け、2030年に100万人のより良い“はたらく機会”を創出することを目指しています。

 パーソルグループは、一人ひとりの可能性を広げ、はたらく自由を広げることで、個人と社会の幸せを広げる「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、世界中で「はたらいて、笑おう。」を実現することを約束いたします。

パーソルグループは、世界中の誰もが“はたらく”を通じて笑顔になるよう、個人、企業、組織の成長を支援し伴走することで、「はたらいて、笑おう。」を実現することを約束いたします。

2025年5月13日
パーソルホールディングス株式会社
代表取締役社長 CEO
和田 孝雄