2021年09月07日
2024年02月01日
オンライン研修とは、インターネットを通じて遠隔で行う研修で、コロナ禍を機に導入する企業が増加しています。知識・技術習得型の研修に向きますが、対面でない分ワークショップ型などでは講師側に工夫が必要です。
本記事では、導入のメリットやデメリット、研修の種類、プログラム例を紹介します。効果的に運用する方法や活用事例も解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
オンライン研修で得られるメリット | ・コストを削減できる ・場所を問わず誰でも参加できる ・繰り返し受講できる ・受講者の学習状況を確認できる |
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オンライン研修の一例 | ・新入社員ビジネスマナー研修 ・評価者研修 ・ダイバーシティマネジメント研修【女性社員育成編】 ・管理職のためのコンプライアンス研修 ・営業新規開拓〜テレアポ・飛び込み ・Excel基礎講座 全8回 など |
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リモートワークやオンライン研修など、コロナ禍を機にはたらき方が大きく変化した企業も多いのではないでしょうか。
・オンライン研修を実施しているが、受け身な受講姿勢が気になる
・オンライン研修で学んだことが、実際の業務に活きていないと感じる
このようなお悩みを抱えている方に向けて、パーソルグループは「人が育つ組織に有効な打ち手」をまとめたノウハウBOOKを公開しています。
研修プログラム例も掲載していますので、オンライン研修の実施・育成の見直しを検討している方は、ぜひ一度ご覧ください。
目次
オンライン研修とは、オンライン上で遠隔で行う研修のことで、Web研修・リモート研修とも呼ばれます。研修内容は多岐にわたり、新入社員ビジネスマナー研修や評価者研修、ダイバーシティマネジメント研修、IT経営研修と、新入社員から経営層向けまで開催されています。
パソコンやスマートフォンなどの通信環境さえあれば、講師・受講者は自宅に限らず、どこからでも参加できるのが特長です。
オンライン研修は、有料で開催されることもあれば、無料で開催されることもあります。有料の方が研修内容の専門性が高くボリュームが大きいなどのメリットがありますが、無料には手軽でコストがかからないというメリットがあります。双方の特徴を踏まえた上で自社に適したものを選択するとよいでしょう。
※なおオンライン研修は、Web研修・リモート研修とも呼ばれることがあります。
オンライン研修にはいくつかの種類があります。ここからは、その詳細について見ていきましょう。
オンライン研修には以下3つの種類があります。
いずれにせよ、それぞれにはメリットとデメリットがあるため、目的に応じて使い分けることが重要です。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ライブ配信型 | ・その場で講師に質問できる ・受講者同士で意見交換を行える |
・通信トラブルが発生すると、研修に集中できない |
アーカイブ配信型 | ・スマートフォンやタブレットを通じていつでも研修を受講できる点で ・繰り返し受講ができる |
・双方向のコミュニケーションを行えない |
e-ラーニングシステム | ・研修担当者の負担を大きく削減できる ・学習の進捗を追える |
・教材の制作に時間や手間がかかる |
ライブ配信型は、オンライン会議システム「Zoom」などのツールを用いて、講師による講義をリアルタイムで配信する研修形式です。そのため、その場で講師に質問できる、受講者同士で意見交換を行うなど、受講者の理解度に合わせて進行できるメリットがあります。
社内の会議室などから配信できるため、オフラインのセミナーと異なり別途会場を手配する必要がない点や、オンライン上での開催であるため収容人数に制限がない点も利点です。
一方で、ライブ配信型の研修では、通信環境によっては音声や映像の乱れなどが発生する可能性があります。研修開催者は、事前に通信環境を確認し、整備することが必須です。
アーカイブ配信型は、Web会議システムによる講義やセミナーなどのライブ配信を録画し、後から見返せるようにアーカイブしておく研修形式です。
例えば以下のような受講方法があります。
アーカイブ配信型のメリットは、スマートフォンやタブレットを通じていつでも研修を受講できる点です。また、何度でも繰り返し受講ができるため、受講者は学習の振り返りにも活用できます。対して、ライブ配信型のように双方向のコミュニケーションを行えないのは、アーカイブ配信型のデメリットです。
e-ラーニングシステムとは、事前に録画した動画や作成したドキュメント資料などをオンライン上で配信するシステムです。
前述のアーカイブ配信型と違って、複数の教材を体系立てて用意し、受講者は任意のタイミングで見たいコンテンツを閲覧します。
e-ラーニングシステムを利用する際には、ベンダーが用意したカリキュラムを受けるか、自社で用意した教材をシステムにアップロードして使うことが多いです。
使用するシステムにもよりますが、e-ラーニングシステムでは小テストやアンケート、進捗確認など研修管理ができるのがメリットです。受講者の学習進捗をシステムを通じて追えるため、問題点を可視化しやすいのも利点でしょう。また、研修を実地で開催する必要がなく、研修担当者の負担を大きく削減できます。
e-ラーニングシステムの利用は、体系立てて学びたい際や、研修体制を構築したいときにおすすめです。
「オンライン研修」はあくまでも研修の実施形式を指すため、オンライン研修で受けられる研修は多岐に渡ります。たとえば、パーソル総合研究所では、次のような研修をオンラインで開催しています。
ジャンル | 研修名 | 内容 |
---|---|---|
経営 | IT経営ストラテジ(IT戦略コース) | IT経営推進のマネジメントプロセスとして、IT経営実現領域の「IT戦略プロセス」および「IT利活用プロセス」 を中心に学習。 企業ケース事例を用いながら、IT経営実現領域のITサービスやIT利活用のための戦略を立て、実行を評価する「IT戦略プロセス」と、具体的なIT利活用実現に向けた活動である「IT利活用プロセス」の重要性を理解することを目指す。 |
人事・人材開発 | 【人事・人材開発の専門性向上】 ATD認定 コンサルティングスキルコース |
人事・人材開発による事業部門への施策の展開や、人事としての事業部門の支援のプロセスを「5-Dコンサルティングモデル」として体系化。ケーススタディや豊富な実用ツールを活用して実践的に学ぶ。 |
人材育成・人材開発 | ブレンディッドラーニング・デザイナー養成コース 基本編 | PC 、モバイル機器などを活用した、早くかつ効果的にブレンド学習コンテンツを設計・開発する基本を学ぶ。 また、動画・静止画・文書などをブレンドして、分かりやすく学びやすい学習コンテンツを設計・開発・運用する方法なども学習する。 |
このように、経営や人事、人材開発、マネジメントなどさまざまな研修がオンラインで開催されています。
以下は、「ATD認定 コンサルティングスキルコース」のカリキュラム実例です。オンライン研修のイメージを掴む上でご参考にしてください。
学習項目 | 内容(一部抜粋) | 学習技法 |
---|---|---|
イントロダクション | ・コンサルティングとは何か ・ATDの5-Dコンサルティングモデル |
・講義・討議 ・セルフチェック |
期待されることの定義と合意形成 | ・どのような役割を果たすか ・クライアントとの関係構築 ・期待値の合意形成 |
・講義・討議 ・ミニ演習 ・ケーススタディ |
課題の調査と分析 | ・6つのデータ収集活動 ・想定されるロードブロック ・データ解析 |
・講義・討議 ・ミニ演習 ・ケーススタディ |
結果の報告と決定 | ・課題の設定 ・分析結果フィードバックの具体的方法 ・アライメント |
・講義・討議 ・ミニ演習 ・ケーススタディ |
改善策の立案と実行 | ・チームアプローチによる改善策設計 ・チェンジマネジメントへの移行 ・外部コンサルタントとの提携 |
・講義・討議 ・ミニ演習 ・ケーススタディ |
コンサルティングプロジェクトの終了と振り返り | ・評価終結 ・ベストプラクティス活動のためのネットワーキング ・継続的改善プロセス |
・講義・討議 ・ミニ演習 ・ケーススタディ |
まとめ | ・5-Dコンサルティング活動のふりかえり ・社内で成功する ・自己の能力課題明確化 |
・講義・討議 ・ミニ演習 ・計画策定 |
自社の課題にあわせた研修プログラム選びが大切です
パーソルグループでは、実践力を培うプログラム策定や事後のフォローアップなど、企業の課題感に合わせたプログラムの考案・見直しを提供しています。オンライン研修の開催・実施にあたってのお困りごと、お悩みはぜひお気軽にご相談ください。
オンライン研修が注目されるようになった背景には、コロナ禍の影響があります。講師・受講者がリアルの場に集まって行う従来型の研修に代わって、導入が進んだのがオンライン研修です。
感染予防としてのオンライン研修が主流となっていましたが、今後もオンライン研修と対面研修を併用する「ハイブリッド型」の研修が主流になっていくことが予想されています。
パーソル総合研究所が研修の実施状況を調査したところ、「オンラインと対面を組み合わせて実施」が最も多く、全体の28.0%を占めました。
なお、中途・新卒入社者、管理職、幹部層向けの研修では「すべて対面で実施」との回答が「すべてオンラインで実施」の回答を上回っています。コミュニケーションが重要視される研修は、対面での実施が望まれていることがわかります。
今後は、研修の内容や目的に応じてオンライン研修と対面形式を使い分けることが重要です。
オンライン研修はコロナ禍を機に普及し、多くの企業が活用しています。オンライン研修には、対面研修に比べて4つのメリットがあります。
オンライン研修は、研修会場の費用や受講者・講師の交通費・宿泊費がかからないため、対面研修と比べてコストを削減できます。
また、毎年同じ内容を実施することが多いビジネスマナー研修などは、研修を録画してストックしておくことで、コストを削減できます。
オンライン研修はインターネット環境があれば、どこにいても受講することができます。そのため、地方や海外などの受講者も自宅やオフィスから参加ができます。
研修会場までの移動もなくなるため、特に遠方に住む受講者は研修に必要な時間が大幅に減少します。
オンライン研修では録画を活用することで、受講者が繰り返し受講できるようになります。受講後一定期間が経過したタイミングで再度受講することで、研修内容の理解度が増し、定着率もアップします。
録画配信型のオンライン研修では、学習履歴や学習進捗がWeb上で可視化されます。そのため受講者は学習がどこまで学んだか、どのような研修を受講したかをいつでも確認することができます。
また、研修担当者も誰がどの研修を何回視聴したかといったデータを確認できます。受講していない従業員に対して、視聴を促すことも可能です。
オンライン研修には、デメリットもあります。
オンライン研修では講師と受講者間、受講者同士のコミュニケーションが生まれにくくなります。研修担当者がグループディスカッションの時間を設定したり、チャット機能の利用をはたらきかけたり、工夫が求められます。
実技を目的にした研修はオンライン研修には向いていません。知識の取得はオンライン研修、実技は対面形式の研修で実施するなど、オンラインと対面を組み合わせる工夫が必要です。
オンライン研修は、途中で通信環境のトラブルが発生すると、途中で映像が止まったり音声が途切れたりし、十分な研修効果が上げられないこともあります。特に、研修担当者や受講者がツールの使い方に慣れていないと、研修が思うように進みません。
事前のリハーサルを行う、受講者に対して事前に丁寧な案内を行うなどトラブルを見据えた準備が必要です。
オンライン研修はどんな場所でも受講できる反面、周囲の環境に左右されやすいといえます。集中力が途切れる原因は、雑音や業務対応、疲労などが挙げられます。
そのため、運営側は、受講者の集中力を切らさないために工夫する必要があります。
オンライン研修は、ただ受講してもらうだけでは意味がありません。研修を受けて、受講者がビジネスの現場で実践(行動変容)することが重要です。
ここでは、オンライン研修で成果を高めるための4つのポイントを紹介します。
上司や研修担当者から、研修の目的や意図について事前に説明を行うことで、受講者の学習期待感が高まります。
パーソル総合研究所の「コロナ禍における研修のオンライン化に関する調査」では、上司の態度も受講者の学習期待感に影響するという結果が出ています。
研修を実施する際は、受講者だけでなく受講者の上司にもはたらきかけを行いましょう。
ライブ配信型のオンライン研修では、通信環境のトラブルやディスカッションの盛り上がりによってタイムスケジュールが変動しがちです。研修のタイムスケジュールは余裕をもって設定しましょう。
また、運営用の台本を用意しておくと安心です。受講者がうまく入室できない時の対処法や、グループディスカッションに切り替える際の分担などを明確にすることで、研修がスムーズに進みます。
オンライン研修では「受講者が研修に集中できたか」という没入感が重要になります。没入感に繋がる主な要因は、以下の3つです。
研修の難易度は「受講者が学ぶことで身につけられそうなレベル」に設定しましょう。簡単すぎたり、難しすぎたりすると受講者の集中力は下がります。そのため、受講者がどのようなスキルを持っているか、事前に把握しておきましょう。
また、講師の説明力や資料の質も没入感に影響します。一方的に話すのではなく、受講者に質問を投げかけるなど、双方向のコミュニケーションができることが望ましいです。
研修内容を実践につなげてもらうためには、研修担当者による受講後のフォローが重要です。研修後のフォローとして、以下の4点が挙げられます。
パーソル総合研究所の調査によれば、研修後の振り返りや対話は、研修の成果(現場での実践)につながりやすいという結果が出ています。一方で、約6割の企業は研修後のフォローを実施していません。
研修担当者は、研修後に振り返りや対話の機会を別途設けて、受講者をフォローしましょう。
オンライン研修がうまくいかない理由
オンライン研修に限らず、研修プログラムはただ実施するだけでは意味がありません。受講者がビジネスの現場で実践に移せるよう、研修を設計・実施することが大切です。
30年・21,000社以上の人材開発実績をもつパーソルグループでは、1社1社にあわせた最適な研修プログラムをご提供します。 研修プログラムのお困りごとは、ぜひお気軽にご相談ください。
では、オンライン研修はどのように導入するのでしょうか。自社で行う場合と外部にアウトソースする場合の2パターンに分けて解説します。
自社で実施する場合は、以下3点が必要です。
オンライン研修にはWeb会議のシステムを活用するのが一般的です。ただし、Web会議システムにも複数のサービスがあります。各サービスの内容やコストなどを比較し、自社で行う場合の規模なども勘案して決定・契約しましょう。
Zoomであれば配信に加えて録画をアーカイブすることもでき、録画したノウハウを手軽に共有できます。自社独自のノウハウなどを社内に蓄積・共有したい場合におすすめの手法です。
インターネットにつながったPCやタブレットがあれば実施できるのがオンライン研修ですが、全ての受講者が等しく環境を整えているわけではありません。なかにはデジタルデバイスの扱いに不慣れな受講者もいます。場合によっては、PC・タブレット、USBカメラ・マイクを支給したり、ネット通信環境の整備支援を行ったり、Web会議システム・ツールのインストールと設定、動作確認をしたりといったサポートをしましょう。
研修当日の接続方法やWeb会議システム・ツールの基本的な使用方法の事前開示、講師との事前打ち合わせ・資料作成など、研修当日の流れをスムーズにするための準備を行います。
自社で研修を実施するリソースやノウハウがない場合は、外部に研修を依頼したり、ベンダーが用意した教材を使用することもおすすめです。
記事前半で紹介した、セミナーやeラーニングシステムの活用などが該当します。
外部にアウトソースする場合は、以下のステップが必要です。
自社の求める研修内容、研修対象を扱っているオンライン研修サービスを探します。複数ある場合は、受講環境やコストを勘案して、1つに絞ります。
サービス会社によっては、基本的な研修内容をカスタマイズ可能な場合もあります。自社の求める内容や研修対象などを研修のプロがヒアリングし、その要望に沿った研修プランを策定します。
研修当日の流れをスムーズにするため、PC・ネット環境などのハードの設定と操作方法、アクセス日時の事前の通知、資料作成などを行いますが、サービス会社には通常ノウハウがありますので、ある程度運用を任せることが可能になるでしょう 。
30年・21,000社の支援実績をもとに研修プログラムをご提供
パーソルグループは、幅広い企業規模や業種のお客様の事業課題を「人と組織」の側面からで支援し、高い満足度評価をいただいています。
自社にあった研修プログラムをお探しなら、まずはパーソルグループにお気軽にご相談ください。
ここではオンライン研修を導入して成功した事例を2社紹介します。
株式会社ドコモCS 長野支店では、2020年度から新入社員研修をオンラインで実施しています。導入当初は新入社員から「実践の場が更に欲しい」という要望や、コミュニケーションの取りづらさを課題に感じていました。
そこで、実践力を養うため、新入社員以外も含めた実践的なオンライン研修を、パーソル総合研究所と企画。グループワークを主体とする内容にし、研修とは別にコミュニケーションの時間をしっかり確保するなど、時間の割り振りにも配慮しました。また実践する機会を多く設けるため、学ぶテーマやグループ編成を都度変えてアウトプットを出してもらう、といった工夫も行いました。
その結果、限られた時間に質の高いアウトプットを出し、決められた期限を守るといった社会人としての意識づけをしながら、実践につなげることができました。
パナソニックコネクト株式会社(旧パナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社)では、新型コロナウイルスの影響により、2020年度から急遽すべての新人研修をオンラインに切り替えました。しかし、受講者のコミュニケーションが取りづらいことや、研修の質などに課題を抱えていました。
そこで2021年度から、パーソル総合研究所と合同でカリキュラムの内容を見直しました。例えば、マナー教育などオンラインでは難しい内容の研修は、グループワークの時間を長くとるなどして、新入社員が安心して取り組める工夫を取り入れました。さらに講師が一方的に答えを与える、教える形ではなく、受講者自身が考えたり、受講者全員で力を合わせて答えを出していったりする内容に変更しました。
その結果、受講者の積極性が増し、研修でスムーズに役割分担ができる雰囲気が定着しました。
オンライン研修を通じて受講者の行動変容を促すには、適切な難易度設定や講師からの質問の投げかけなど、受講者の没入感につながるはたらきかけが有効です。また、事前・事後のフォローアップを行うことで、研修の効果をより高めることができます。
パーソルグループでは、企業の課題感に合わせて研修プログラムの策定・見直しをお手伝いします。オンライン研修の実施や見直しでお困りの方はパーソルグループにご相談ください。
オンライン研修のご相談はパーソルグループまで
リモートワークの広まりによって、研修もオンライン上で行われる機会が増えています。オンライン研修は場所や時間を問わずに学ぶことができますが、コミュニケーションが一方的になったり、学ぶ姿勢が受け身になってしまったりするケースもあります。
パーソルグループでは、研修の目的や内容についてじっくりとご相談し、最適なオンライン研修を提供します。研修の実施でお困りごとがある方は、お気軽にご相談ください。
コロナ禍を機にオンライン研修を導入する企業が増加しています。対面研修と比較し、場所を問わず参加できるといったメリットが期待できますが、双方向のコミュニケーションがとりづらいといったデメリットもあるため、目的に応じた使い分けが必要です。
人材育成と人事課題のトレンドをまとめた資料をご覧いただけます
少子高齢化による労働力人口の減少や人生100年時代の到来、産業構造の変化、キャリア観の多様化など、企業を取り巻く環境が大きく変化する中、持続的な企業価値の向上に向けて取り組むべき課題をは様々です。
パーソルグループでは、こうした多くの企業さまからご相談をいただく課題とその打ち手についてまとめた資料を作成しました。
具体的なソリューションもご紹介しておりますので、組織づくりに課題をお持ちの方はぜひご活用ください。
A1.ライブ配信はグループワークや質問など双方向のコミュニケーションを取り入れたい場合に向いています。一方、録画配信は時間や場所を問わず何度も受講できるといったメリットがあります。
研修の目的や内容に応じて使い分けましょう。
>>オンライン研修とは
A2.オンライン研修はコミュニケーションが一方的になりやすいため、ディスカッションの時間を設ける、チャット機能の利用を促すといった工夫が必要です。
また、通信環境のトラブルにより、十分な研修成果があげられないことも考えられます。事前のリハーサルや受講者に丁寧な案内を行うなど準備も必要です。
>>オンライン研修のデメリット