PERSOL Work-Style AWARD 2021

PERSOL

Group Award MVP

パーソルグループアワード MVP

パーソルのグループビジョンである「はたらいて、笑おう。」を象徴するパーソル社員と、その仕事の成果に贈られる、グループでもっとも栄誉ある賞です。各 SBU、およびユニットに貢献し、提供価値を創出した社員を讃えるパーソルの社内アワードMVPのご紹介です。

#01

Staffing SBU

公民連携による職住み近接オフィス 集う・創る・学ぶ・はたらく「神戸名谷ワークラボAOZORA/ジョブシェアセンター神戸名谷」プロジェクト

パーソルテンプスタッフ

犀川 幸秀

藤原 理絵、仲宗根 望、井上 朋樹、
稲留 千佳、
橋本 航

私たちの取り組みは、神戸市さまとの公民連携において、神戸名谷エリアの人口流出・高齢化・就労機会の提供という課題に対して、いままでにない新しい仕組みを構築したものです。地域の方々が居住地の近くで仕事に従事することを可能にした職住近接オフィス「ジョブシェアセンター」を軸に、廃園となった幼稚園を利用して地域住民同士の交流の場となる「神戸名谷ワークラボAOZORA」をつくりました。雇用創出に加え、地域の皆さんにとっての憩いの場となることを目指したのです。
私たちが特に大事にしたのは、地域住民の方とのコミュニケーションでした。より地域の方に愛される場にするには、一緒につくり上げていくことが重要だと考えました。そのため、住民説明会や意見交換の場を何度も行い、皆さんがどういう街にしていきたいのか、ここでどんなことができるといいのか、そういった考えや意見を集め、神戸市・地域のふれあいまちづくり協議会・パーソルテンプスタッフが三位一体となって進めました。はたらくことだけではなく、皆さんの交流の場所となって笑顔が生まれていることがとてもうれしいです。今後、より地域住民の皆さんに愛される場所になること、それぞれのライフスタイルに合わせてこのワークラボを活用いただくこと、そして、この場所を地域の皆さんの手で育ててもらうことが実現できたらと思います。
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#02

Career SBU

地銀連携プロジェクト 地方銀行さまとヒトの支援を通じた地方創生

パーソルキャリア

田中 由佳

石井 敬大、武藤 克博、川口 拓也、
桃山 直子、
大澤 佳寛、亀本 恵、
竹節 正輝

2018年1月の法改正により、銀行などの金融機関が人材紹介事業に参入できるようになりました。それに伴い、私たちパーソルキャリアは、全国の金融機関のお客さまである中小企業の採用支援をお手伝いすべく、地方銀行さまとの提携を進めていました。その中で私は大手地方銀行さま(以降、地銀)に出向し、人材紹介ビジネスの立ち上げに関わることになったのです。

金融機関と人材会社、文化も風土もまったく異なる両社がそれぞれの強みを発揮し、お互いの価値観を尊重しあうことで、強固な連携フローを構築することができました。この事例を皮切りに全国の地銀・信金との連携が加速し、多くの地方求人の開拓・人材支援に繋がっています。

この取り組みから見えてきたことは、地方にはたくさんの求人が眠っていて、また地方ではたらきたい求職者の方もたくさんいるということです。このプロジェクトは、いままで「地方には仕事がない」と諦めていた人たちに、機会と希望を提供できたのではないかと思います。いまでは、地銀・信金の方が、パーソルキャリアへ出向して人材ビジネスのノウハウを取得するための仕組みもでき、多くの金融機関と提携することができています。今後さらにこの連携を強め、全国の雇用を生み出していきたいと思います。

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#03

Professional Outsourcing SBU

HV用電池パックのオンサイト請負業務受注拡大

パーソルR&D

服部 正吾

森 聡、宮城 博、山本 隼、
山口 翔吾、
梅﨑 貴之、小川 浩佳

私たちは、自動車に搭載される「電池パック」の開発に従事しています。自動車は車体のスペースが限られているため、搭載する部品をいかに小型・軽量にできるかが設計開発の肝となります。担当部品について、なぜそのように設計したか説明できなければ、それは無駄なものと捉えられ、他の部品にそのスペースを譲ることになります。性能目標の達成を目指し、お客さまの笑顔を追求するエンジニア同士の戦いがそこにはあります。

今回のプロジェクトは委託開発してきた車両の量産化と、さらに2車種の新規開発案件を受注した事例です。受注拡大に向けては、電池パック開発未経験のメンバーも育成しつつ、個々が持つ強みで弱みを相互補完するという考え方でチームビルディングしたことが大きな成果に繋がったと思います。量産化した車両では、お客さまからいただいた開発目標を達成させ、業界トップレベルとなる燃費性能の実現に貢献することができました。

この成果を出せたのは、メンバー全員が「お客さまからの期待に応えたい」という意思を持ち、経験が浅くても自分で考えて自走してくれたからだと思います。街中で自分たちが開発に関わった製品を目にすると、自然と笑顔になります。これがエンジニアにとっての「はたらいて、笑おう。」であり、その先のお客さまの笑顔にも繋がっていると信じています。そして今後も、その笑顔を量産できるようなモノづくりをしていきたいです。

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#04

Solution SBU

金融機関アライアンスプロジェクト

ミイダス

高橋 洋之

天野 淳、麓 和弘、戸谷 玲子、
細沼 慎也

ミイダスとは、採用とアセスメント機能を提供するHRサービスで、登録している求職者に対して企業が直接アプローチできるサービスです。始まりは2017年12月。ミイダスは都市圏の顧客が中心だったため、全国の地方企業へのマーケット進出をきっかけとし、この金融機関アライアンスプロジェクト(金融機関との提携)を始めました。

課題となったのは、どのように全国の金融機関にアライアンスを拡大していくかでした。競合他社の参入障壁を高くするためにパーソルグループのさまざまなサービスを組み合わせて提案し、全国の金融機関に直接赴いてアライアンスの説明。その中でも信用金庫のセントラル機関との提携を実現することで、全国の信金からの信頼を獲得し、アライアンスを拡大させていくことができました。そのすべてを5人でやり遂げました。誰もやったことのない挑戦に奮い立ち、今振り返ればかなりハードな日々でしたが苦しいと思ったことは一度もなく、夢中で取り組んでいました。

結果として、多数のメディアに取り上げていただき、今ではさまざまな金融機関との提携にも繋がっています。夢中になって取り組み、一つひとつ結果を積み重ねていくことが、大きな成果を生む、そんなことを体現できたプロジェクトでした。

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#05

PHD直轄ユニット

パーソルチャレンジの精神障害者マネジメントを業界のスタンダードへ

パーソルチャレンジ

中嶋 隆

中津井 亨、西郡 大、本田 紘子、
石﨑 景子、
山岸 弘幸、広瀬 雄一

パーソルチャレンジはパーソルグループの特例子会社(障害のある方の雇用促進を図るために設立された会社)です。多くの特例子会社と比較して圧倒的に精神障害者の方が多いことが特徴です。この強みをノウハウとして提供できたら、より精神障害者雇用のすそ野を広げられるのではないか、ということからプロジェクトをスタートしました。具体的には、研修コンテンツとしてさまざまな企業の人事の方を中心に、精神障害者の雇用ノウハウを講義していくのです。ここでの大きなチャレンジは、精神障害のある当事者に研修講師をしてもらうということでした。本当は、人前で話すことに対しての緊張感や、そもそも自分自身の過去の経験を話すことに対しても抵抗感があったと思います。それでも、約1カ月半、会議室にこもって講師トレーニングを行う中で、「自分たちが正直にありのままに話すことで、世の中の精神障害者へのイメージを変えていける」という使命感を持つようになったようです。

この研修は多くの反響があり、「こんな可能性があるのか!」「採用に向けての障壁が下がった」という声をいただきました。また、何よりも、研修講師として登壇してくれている精神障害者の当事者である二人が、大きなやりがいと自信を得たことにおいても、このプロジェクトの価値はあると感じました。この研修をより多くの企業で展開し、多様な人たちがはたらいて笑える世界を実現したいと思います。

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