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パーソルホールディングス
WEリーグ、日本プロサッカー選手会 日本のプロスポーツとして初の PLAYER DEVELOPMENT PROGRAM(パイロット版)導入
総合人材サービスのパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田孝雄)およびパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:瀬野尾 裕)は公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)、一般社団法人日本プロサッカー選手会と共同し、日本のプロスポーツとしては初となるPLAYER DEVELOPMENT PROGRAM(以下、PDP)のパイロット版が導入され、PLAYER DEVELOPMENT MANAGER(以下、PDM)として参画を決定いたしました。
■概要
PDPにおいて、WEリーグシルバーパートナーであるパーソルグループがPDMとしてアスリートのキャリア支援を実施するものです。キャリアコンサルタントの資格を有し、これまで多くのキャリア相談を行ってきた経験豊富なパーソルキャリアの社員が、PLAYER DEVELOPMENT MANAGERとして、選手自身そして選手のキャリアと真摯に向き合うことで、選手がスキルアップやデュアルキャリアをスムーズに模索するためのサポートを行います。
1)PLAYER DEVELOPMENT PROGRAM(PDP)とは
PDPは、国際プロサッカー選手会(FIFPRO)が推奨する、アスリートを様々な角度でサポートするシステムです。サッカーに限らず、ラグビーなど世界の各競技の選手会がトップレベルの現役選手に提供しているサポートプログラムであり、選手のメンタルヘルスの向上、Well-being、引退後のキャリア支援を目的とした取り組みです。◆ 選手の現役中のメンタルヘルスに配慮したカウンセリングなどのサポート
(プライバシーが完全保証された中での相談など)
◆ 選手の現役中のスキルアップサポート
(スキル開発ワークショップなど)
◆ 引退後のための相談、コネクション作りのサポート
(キャリアアドバイスなど)2)PLAYER DEVELOPMENT MANAGER(PDM)とは
PDMは、現役選手が、引退後も、自分がやりたいと思える夢や過ごしたいと思える人生を、自ら主体的に作り上げていくことを「サポートする」PDPの中心的存在です。
選手を「先導」するのではなく、「選手が主体となって共に歩む」形で種々のサポートを行います。◆ メンター同様の存在となり選手のキャリアを総合的に支援
◆ オフシーズンでのインターンプログラムを提供
◆ 異業種交流やセミナー、WEリーグ新人研修の開催 など■PDM担当者のコメント
パーソルキャリア 執行役員 doda編集長 大浦 征也
新リーグ開幕から2シーズン目となる今期、このような形でとても意義のある取り組みをご一緒出来ることを嬉しく思います。キャリアオーナーシップが求められる現代において、幼少期から競技に熱中し、現在も没頭されている選手の皆さんに、オフ・ザ・ピッチで相談出来る場所があることはとても重要なことだと思います。パーソルが掲げるグループビジョン「はたらいて、笑おう。」のもと、我々が培ってきたノウハウを通して一人でも多くの選手たちに安心安全の場をご提供していきたいと思います。パーソルキャリア 松橋 いと
(国家資格キャリアコンサルタント、国際コーチング連盟(ICF)マスター認定コーチ)
選手の皆様が競技者としてだけでなく、ひとりの人間として様々な角度から自身についての認知を深めること、ほかでもない自分自身だからこそ持ちうる強みや可能性を最大に活かして人生を切り開いていくこと、また競技以外の世界とのつながりを育み、将来のキャリアへのリソースを開発することに向け、伴走させていただきます。まったく異なる背景や前提、視野・視座をもつもの同士の対話からどのような価値が創出できるか、私自身もとても楽しみです。パーソルキャリア 坂上 真弓
(国家資格キャリアコンサルタント、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
学生時代からスポーツに関わってきたものとして、今回このような形で貢献できることを大変嬉しく思います。WEリーグ選手の皆さまは日本のトップレベルのアスリートたちであり、素晴らしい能力と経験をお持ちです。そんな選手の皆さまにとって我々との対話が、視野を広げたり、新しい自分を発見したりといった様々な刺激を得るきっかけとなり、パフォーマンスの向上、さらには人生の質の向上につなげられるよう取り組んでまいります。■パーソルグループのアスリートキャリア支援
これまで日本のスポーツ指導・教育の現場には「アスリートは競技に専念すべき」という固定観念が根強く、アスリートは引退の際に突如「現役の先」を考える必要性を迫られることになるなど、自らのキャリアを十分に考えられる機会が提供されていませんでした。
そこでパーソルグループでは、アスリートのこれまでの経験で培った「強み」は今後のキャリアでも発揮できると考え、近年進むアスリートのキャリア多様化を支援すべく「アスリートキャリア支援プロジェクト」、「アスリート向けキャリア教育講座」などの、アスリートのキャリア支援の取り組みを進めてまいりました。※スポーツ業界での仕事を知り転職のきっかけを作り出すサイト「SPORT LIGHT」を運営
https://doda.jp/sportlight/athlete/
※日本財団が運営する、アスリートのための人材育成プログラム「HEROs ACADEMIA」に参画
https://sportsmanship-heros.jp/academy/academia/パーソルグループはこれからも、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現に向けて、すべての人々のキャリアの選択肢が広がり、自分らしくはたらける世界を目指し、アスリートのセカンドキャリアのためのさまざまな支援・施策を実施いたします。
■日本プロサッカー選手会(JPFA)について< https://www.j-pfa.or.jp/about/ >
1996年に設立された、日本国内のサッカークラブに所属するプロサッカー選手(一部の外国人選手を含む)と海外のサッカークラブに所属する日本人プロサッカー選手によって構成される団体。2021年のWEリーグ創設に伴い、WEリーグ選手などを会員とする女子支部を設置。現在、有吉佐織選手(大宮アルディージャVENTUS)が支部長を務めている。
■国際プロサッカー選手会(FIFPRO)について< https://fifpro.org/en/ >
1965年に設立された、全世界の60以上の選手会をメンバーとする国際的な選手会組織。FIFAから、国際サッカーにおける選手の利益を代表する唯一の組織として承認され、メンバーである各選手会を通じて、全世界約7万人のサッカー選手を代理し、選手の権利や地位向上等に関する活動を行っている。日本プロサッカー選手会(JPFA)も2000年から加盟。
■日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)について< https://weleague.jp/>
2021年9月に開幕した日本初の女子プロサッカーリーグ。「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」をリーグ理念に掲げています。名称のWEリーグは「Women Empowerment League」の略称で、日本に女子プロサッカー選手という職業が確立され、リーグを核に関わるわたしたちみんな(WE)が主人公となる社会を目指す、という思いが込められています。
■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/ >
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス転職サービス「doda X」を通じて人材紹介、求人広告、新卒採用支援などを提供しています。2022年5月にはプロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro」を立ち上げ、副業・フリーランス領域にも本格参入。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。
当社のミッションについて:https://www.persol-career.co.jp/mission_value/detail/■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。