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育休中ママとベンチャー企業・NPO法人をマッチング キャリア支援サービス「ママボラン」1周年
※本サービスは2019年6月末日をもって終了いたしました。
総合人材サービスのパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:水田正道、以下パーソルホールディングス)において、育児休業中も前向きにキャリアを積みたいと考えるワーキングマザーと、経験の豊富な人材を必要とするベンチャー企業・NPO法人をマッチングするサービス「ママボラン」が、2017年8月の開始より1周年を迎えました。
法人満足度90%、個人満足度87%、法人の継続利用率96%と大変ご好評をいただいております。また、ママボランを通じてボランティアを経験した復職者の92%が「自身のキャリアに良い影響があった」と回答しており、育休中ママと法人の双方に大変ご好評いただいております。
スタートアッププログラムの様子
法人担当者と大川さん(中・詳細後述)ワーキングマザーの育休中の不安を自信へと変える、キャリア支援サービス「ママボラン」とは?
育児休業中も前向きにキャリアを積みたいと考えるワーキングマザーと、経験の豊富な人材を必要とする法人をマッチングするサービス。専門コンサルタントが、ボランティア希望者の経験や志向性と、受け入れ法人の状況や課題をヒアリングし、相互にご紹介。参加者は復職後の働き方をイメージできるだけでなく、育児休業中の孤独感やキャリア形成に対する不安の払拭に役立ちます。また、受け入れ法人においては、経験豊富で意欲の高い即戦力となる人材により課題解決のヒントを得られます。
※調査結果および、法人・個人の情報はリリース時のものです
■受け入れ法人さまより
CASE1
左から、NPO法人very50 谷弘さん・北野さん法人名:NPO法人very50
事業概要:個人、企業、学校、地域などへの海外滞在型教育プログラムの提供
受入時期:2017年12月~2018年4月
ボランティア内容:PR関連業務・公的事務の関連業務「ほかの人材募集では出会えない意識の高い方々により、気づきの多い成長機会が得られました」
これまでも人材募集はしてきましたが、事業への思いとビジネス感覚のバランスが難しく苦戦していました。ママボランでは、事務局が間に入って経験やスキルを踏まえたマッチングをしてくれたので、能力や仕事に対する意識が高い、ほかの人材募集では出会えない方々に来ていただけたと感じています。
なかなか手をつけられなかった「緊急度は低いけど、実はとても重要度が高い案件」をお願いしました。活動期間が限られているため、その後の運用を意識してマニュアル化してくれたのはありがたく、その後もマニュアルに沿って運用ができています。
我々の組織にとって、いいカンフル剤になりました。特に若手スタッフは、仕事の姿勢やキャリアデザインについての気づきを得られ、大きな成長機会になったようです。ママボランがもたらすパワーは、我々の組織だけにとどまらず、業界全体の成長にもつながるのではないでしょうか。NPOの未来のために、ママボランにはとても期待しています。
CASE2
トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 山本さん法人名:トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
事業概要:排泄の悩みや負担を軽減する・開発・販売ソリューション『DFree』企画
受入時期:2017年8月~2018年7月
ボランティア内容:営業支援、PR業務「高い事業貢献意欲とスキルを持つ方々に刺激をもらえる、スタートアップにぴったりのサービス」
スピード感を持って日々新しいことへの挑戦をくり返す中で、必要な人材やノウハウが社内に足りていないと感じていました。ほかの手段では出会えない、高い事業貢献意欲とスキルを持つ方々と出会え、依頼した業務すべてに対し、適切かつスピーディーに取り組んでもらいました。
ママボランは私たちのような、社員が少なく、若いメンバー中心のスタートアップ企業にぴったりのサービスだと思います。業務内容もミスなく丁寧で、確実に高いクオリティのアウトプットがあり、さすがだなと感じています。非常に優秀な方が多く、社員にとっても刺激になるため継続して受け入れたいです。
■利用者の声
※10/14(日)開催の1周年イベントでも小山さん・大川さんの2名が登壇予定です
CASE1
小山直子さん(34歳)
育児休業前のお仕事:IT通信系企業にてICT基盤のコンサルティング提案
ボランティア内容:教育系NPOにて、ITサポート・調査レポート作成
小山さんと長男(1歳)「新たな刺激を受けモチベーションアップ!復職後のイメージもつきました。」
仕事を休んで1年が経ち、「社会とのつながりがほしい、仕事脳を使いたい」と思い始めました。かねてから関心があった「個人の教育・育成に関わる仕事」 に携わってみたいと思い応募しました。
携わってみたかった教育分野の仕事ができ、また、一時保育を利用したことで、復職後のイメージもわきました。子供と二人で過ごす日々の生活では得られない、新たな刺激を受けたことで、自身を高めるモチベーションにもなったと感じます。最初は時間を捻出することが大変でしたが、育児以外に没頭する時間は私自身の心のリフレッシュにもなりました。
ママボランの活動を通じて、できることの視野が広がったと感じています。育児中でも時間は作れるし、やりたいことには挑戦するべきだと思います。
CASE2
大川美希さん(34歳)
育児休業前のお仕事:大手ECサイト運営会社・広告の企画
ボランティア内容:システム・設備の開発による子育て支援事業会社にて、営業サポート
大川さんと長男(0歳)「業績や達成率だけではない新たな仕事観を発見。仕事のやり方を見直すきっかけに」
社会に取り残されたような不安を感じるようになり、出産後は、子連れで参加できるセミナーや学校などにチャレンジ。アウトプットが誰かの役に立つなんてすばらしいと思い参加しました。復職後は今までのような、時間勝負の働き方はできないので、仕事のやり方を見直すきっかけにもしようと思いました。
活動を通して、週10時間程度の勤務で、自分がどれくらい業務を進められるかという目安ができ、限られた時間の中で仕事を効率化させていくイメージができました。今までの自分の経験や学びをアウトプットできるのはもちろん、子供との生活ではなかなか得られない、反応やフィードバックをもらえるのがうれしかったです。
自分たちの商品やサービスを世の中に広めたいという強い愛情を持つボランティア先での経験を通じて、業績や達成率だけではない、新たな仕事観を見つけられました。復職してからも、息子や家族との時間も大事にして、でも仕事の時間はガツンと集中する。メリハリを持って両立していきたいです。
■復職者の声
復職前の不安が解消された 71%
・自分の経験を活かすことができ、自分のキャリアや強みを客観的に見つめ直すことができた
・現職にも役立つ新しいスキルを身につけられた
・復職に向けての生活のリズムが掴めた
・在宅勤務やリモートワークなど、いろいろな働き方・両立のスタイルがあることに気づけた働き方やキャリアに良い影響があった 92%
・時間を有効に使う、効率を重視した働き方ができるようになった
・自分に自信がつき、子供の体調不良にも落ち着いて対応できた
・仕事の感覚が戻り、自信になった
・スケジュール想定やチームメンバーとの連携など、復職後に重要なポイントに気づけたパートナーや家族との関係性において良い影響があった 82%
・パートナーへの刺激になり、復職1か月前からシミュレーションを始めようと、夫から提案があった
・夫と家事分担の相談をし、育児に参加してくれるようになった
・家族に今後の働き方への考えを共有するきっかけになった
・自分に自信を持てたことで、家庭でもイキイキと過ごすことができた
・夫も共働きのライフスタイルにむけて、心の準備をし始めてくれたパーソルグループは、人と組織に向けた多様なサービスの提供を通じて、グループビジョン「人と組織の成長創造インフラへ」の実現を目指してまいります。
■パーソルホールディングス株式会社について
1973年のテンプスタッフ株式会社創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、再就職支援など総合人材サービスを展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名を変更。
東京証券取引所市場第1部上場(証券コード:2181)。2017年3月期売上高5,919億円。■「PERSOL(パーソル)」について<https://www.persol-group.co.jp/>
パーソルは、2016年7月に誕生した新たなブランドです。ブランド名の由来は、「人は仕事を通じて成長し(PERSON)、社会の課題を解決していく(SOLUTION)」。働く人の成長を支援し、輝く未来を目指したいという想いが込められています。
パーソルグループは、人材派遣のパーソルテンプスタッフ、人材紹介や求人広告のパーソルキャリアをはじめとし、ITアウトソーシング、設計開発にいたるまで、国内外80社を超える幅広い企業群で構成されています。グループのビジョンである「人と組織の成長創造インフラへ」を実現するために、労働・雇用の課題の解決に総合的に取り組んでいます。