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全国初 特例子会社と自治体による農福連携協定を横須賀市と締結
総合人材サービスのパーソルグループで障がい者雇用支援事業を手掛けるパーソルサンクス株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:中村 淳、以下パーソルサンクス)と横須賀市(市長:上地 克明)は、2018年6月19日、農福連携協定を締結いたしましたのでお知らせいたします。自治体と特例子会社による農福連携協定の締結は、全国で初となります。
この農福連携協定に基づき、2018年10月に障がい者の農作業事業所「よこすか・みうら岬工房」を開所し、2020年3月までに30名の障がい者雇用拡大を目指します。■障がい者雇用の拡大と農業・地方経済活性化の双方を支えるモデルケースに
2018年4月からの障がい者法定雇用率引き上げに伴い、これまで以上に障がい者雇用の必要性が高まっていますが、雇用元の不足や職域拡大などが課題として顕著化しています。一方で、地方の農業における「人材確保」や「担い手不足」は長期的な課題として認識されており、双方が抱える課題の解決を目指す「農福連携」は、近年全国的に注目を集めています。
特例子会社と自治体による農福連携協定の締結は今回が全国で初の試みであり、企業の障がい者雇用拡充と農業・地方経済活性化を同時に支える協定としてのモデルケースの確立を目指します。
■横須賀市における「よこすか・みうら岬工房」の役割
2018年10月より開所する「よこすか・みうら岬工房」では、横須賀市内の農園との業務契約により、指導スタッフと障がい者のメンバーが請負先の農園において、種の定植、作物の収穫、出荷の準備などの農作業業務を請け負うほか、農福連携勉強会や農福連携推進セミナーなどを開催し、本協定に基づく事業により蓄積されたノウハウをもとに横須賀市と共有し、地域貢献を目指します。また、農業の垣根を越え、障がい者雇用促進セミナーなどの開催や職場体験実習の受け入れを積極的に実施いたします。
パーソルサンクスは、地元の農業関係者や横須賀市民の皆さまのご指導やご協力をいただきながら、農業を通じて多様な人材の活躍をサポートし、活気と活力が満ち溢れる横須賀市の発展に寄与いたします。
【事業概要】
事業所名
パーソルサンクス株式会社 よこすか・みうら岬工房
事業概要
障がい者による農作業請負、農福連携の啓発、地域交流の促進
事業開始日
(予定)2018年10月1日~
■パーソルサンクス株式会社について<https://www.thanks.persol-group.co.jp/>
パーソルグループの特例子会社として、1991年12月の設立以来、よこはま夢工房でのクッキー製造・販売をはじめ、スポーツ競技活動と就労の両立を支援するChallenged Athlete Support(障がい者アスリート支援制度)を実施するなど、障がい者の自立および成長を幅広く支援しています。
■パーソルホールディングス株式会社について
1973年のテンプスタッフ株式会社創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、再就職支援など総合人材サービスを展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名を変更。
東京証券取引所市場第1部上場(証券コード:2181)。2018年3月期売上高7,221億円。■「PERSOL(パーソル)」について<https://www.persol-group.co.jp/>
パーソルは、2016年7月に誕生した新たなブランドです。ブランド名の由来は、「人は仕事を通じて成長し(PERSON)、社会の課題を解決していく(SOLUTION)」。働く人の成長を支援し、輝く未来を目指したいという想いが込められています。
パーソルグループは、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「DODA」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとし、ITアウトソーシング、設計開発にいたるまで、国内外の幅広い企業群で構成されています。グループのビジョンである「人と組織の成長創造インフラへ」を実現するために、労働・雇用の課題の解決に総合的に取り組んでいます。