DX推進で陥りがちな落とし穴とは? AI/RPA導入の前の”業務整理”が明暗を分ける

オンライン 人事 IT・情報システム

DXをどこから始めてよいかわからないと悩む企業は多い。課題の整理が不十分なまま、ツールだけ導入しても想定していた効果が得られないことが多い。DX推進の一歩は「整理」である。DXにより自身の業務・組織・会社・ビジネスをより良くするために、企業が取り組むべきステップについて解説した。

※セミナーにある経済実態、役職名は2021年9月14日時点のものです。

登壇者

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 ワークスイッチ事業部 シニアコンサルタント

鴨下 茜

ブライダル事業の営業企画・大手小売製造業の需給企画・業務推進経験後、2019年に入社。 主にSalesforceを利用した海外規模のサプライチェーン領域の業務改善や発注プロセスの自動化、ペーパーレス・サインレスのしくみ化の経験を活かし、現在ではAI-OCR×RPAの導入検討支援、サブスクビジネスのプロセス検討支援に従事。

パーソルテンプスタッフ株式会社 特別法人営業本部 シゴトデザイン部 RPA営業推進室 マネージャー

小野田 聖子

1998年4月、パーソルテンプスタッフに新卒入社。以降、営業一筋、一貫して企業の人材課題/組織課題、個人の「はたらく」を支援。2017年よりRPA人材の育成に取り組み、2018年7月にRPA人材の育成派遣事業「RPAアソシエイツ」を社内起案し、立ち上げる。300社以上のRPA導入、展開に取り組む現場を訪問。企業の業務改善、デジタル化に貢献すべくRPAアソシエイツとともに日々奔走。

目次

RPAやAIツールを導入する前に必要なのは「整理」

DX推進で陥りがちな落とし穴はDXを難しくとらえてしまうことだ。

DXとは自身の業務・組織・会社・ビジネスを“どうしたらより良くできるか”と考えるものです。概念やツールにとらわれるのではなく、一歩目として現状や業務の“整理”が大切です」(鴨下)

しかし、どこからどう着手したら良いのか、頭を悩ませる企業は多い。鴨下は、DX推進のステップを解説した。

まずは現状がどうなっているのか調査分析を実施する。次に、整理できた現状をもとに、目的・ゴール・方針を設定する。そして、ゴールを達成するための具体的なアクションを計画・実行する。実行して終わりではなく、現状の評価・振り返りを行い、必要があれば整理をするという循環のステップがDXの基本である。

300社を超える企業のRPA導入の支援をしてきたという小野田は「RPAを入れたいといったアクションからご相談をいただくケースが非常に多いです。ただ、業務についてヒアリングさせていただくと、“そもそも必要な業務なのか”“業務フロー自体に課題がある”といったように、アクションの手前に解決のポイントが見つかるケースも多いです」という。新しいツールに関する情報等、アクションに関する情報が溢れているため、アクションに注目が行きがちだが、まずは現状を“整理”することが重要である。

経験豊富な外部の視点が、自社の課題を浮き彫りにする

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