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パーソルホールディングス
AI技術の利活用を推進強化~テクノロジードリブンで“はたらくWell-being”を実現する新たな価値創造へ~
「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げるパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田 孝雄)は、パーソルグループ全体でAI技術の利活用の推進に向け、生成AIに特化した専門組織Generative AI Hub室を7月に新設し、グループ共通AIサービス利用に関するガイドラインの制定、一部既存事業・サービスに生成AIを導入しましたことをお知らせします。
■背景:“はたらくWell-being”に関する新たな価値の創造を目指す
パーソルグループ中期経営計画2026におけるテクノロジー戦略では、「テクノロジーをベースにした、”はたらくWell-being”に関する新たな価値の創造」を掲げており、最初の取り組みとして、パーソルグループ全体でAI技術の利活用を推進強化し、1.事業変革、2.業務活用、3.共通利用の3領域に整理して推進していきます。
グループ全体でAI技術の共通利用や、事業ごとに業務活用を進めていくことで、既存事業・業務における生産性や品質の向上を見込み、さらに、長期的には経営テーマとしてグループ全体での事業変革も進めることで、パーソル独自のデータベースを活用した新たな価値創造を目指します。■現在の取り組み:ガイドラインの制定や専任組織の組成および事業での活用
パーソルグループでは、AI技術の利活用を推進していくために、受入派遣スタッフ、パートナーを含むパーソル全従業員に向けたグループ共通AIサービス利用に関するガイドラインを制定し、生成AI活用推進においては、グループ全体のハブとなる専任組織Generative AI Hub室を新設し7月より始動しました。本組織では、生成AI基盤の構築、生成AI導入に伴うグループ共通ルールの整理、生成AIの活用事例を収集し、好事例を横展開することによるシナジー強化を担います。
また、グループ内の一部既存事業・サービスにおいては、生成AIの導入を開始しており、パーソルプロセス&テクノロジーでは、システムソリューション事業でのAIを活用した自動ソースコード生成サービス(※1)のテスト導入や、ミーティングマネジメントツール「Timo Meeting」に生成AI(※2)による要約機能の追加などから取り組みを開始しており、今後も各事業への導入を積極的に行っていく予定です。
※1 GitHub社が提供するAIペアプログラマー「GitHub Copilot」
※2 OpenAI社の自然言語処理モデル「GPT-3」■今後の展開予定:セキュアな生成AIの展開、事業への適用加速、リテラシー向上など
今後は、以下の取り組みを順次開始し、加速させていく予定です。
・8月以降、国内グループ各社へセキュアな環境で安全に業務活用ができる生成AI(パーソル版社内GPT「PERSOL Chat Assistant」)を展開
・生成AIの事業・業務への適用加速
・勉強会や研修によるグループ社員のリテラシー向上パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、AI技術の利活用を積極的に行いながら、「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指してまいります。
■パーソルホールディングス株式会社について
1973年の創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、設計開発など人と組織にかかわる多様な事業を展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名変更。
東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:2181)。2023年3月期売上高1兆2,239億円。■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、BPOや設計・開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開するほか、新領域における事業の探索・創造にも取り組み、アセスメントリクルーティングプラットフォーム「ミイダス」や、スキマバイトアプリ「シェアフル」などのサービスも提供しています。
はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。