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    とみおか繭工房、農林水産省主催「令和3年度6次産業化アワード」大臣官房長賞受賞
    ~従業員の約8割は障害者。伝統産業、養蚕の継承とゼロエミッション実現への取り組みが評価~

    更新日:2022年01月21日
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    総合人材サービスのパーソルグループで障害者雇用を手掛けるパーソルサンクス株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:中村 淳、以下パーソルサンクス)が運営する「とみおか繭工房」(群馬県富岡市)は、農林水産省が6次産業化推進協議会および全国地産地消推進協議会とともに主催する「令和3年度6次産業化アワード」の大臣官房長賞を受賞し、授賞式に出席したことをお知らせします。

    写真左:授賞式の様子、写真右:とみおか繭工房での養蚕の様子

    ▼「令和3年度6次産業化アワード」詳細
    6次産業化(※)・農商工連携のさらなる推進に向け、全国から募集した取り組みのうち、地域活性化や新規性・発展性などの観点で特に優れたものを表彰するアワード。https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/seisaku/211215_4.html
    (※)6次産業化:1次産業(農林漁業)だけでなく、農産物などの生産物の元々持っている価値をさらに高め、2次産業(工業・製造業)・3次産業(販売業・サービス業)を取り込み産業化していく取組み

    ・「令和3年度6次産業化アワード」受賞した取り組み一覧https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gizyutu/tisan_tisyo/attach/pdf/index-4.pdf

    ■受賞した取り組み:パーソルサンクス とみおか繭工房

    2017年に群馬県富岡市に開設。従業員の約8割(2021年10月時点で48名在籍)を障害者雇用とし、農福連携を推進。平均年齢70歳以上と高齢化が進み次世代の担い手不足が課題となっていた富岡市の養蚕業を継承すべく、市内の耕作放棄地を借り受け、3ha超の桑園を自社管理、養蚕、養蚕の6次産業化に取り組んでいます。

    <これまでの取り組み>
    ・絹糸を使用した織物やアクセサリーなどの雑貨、マスクなどの販売
    ・廃棄される繭や毛羽からシルクタンパク質を抽出してもらい、化粧品雑貨としてOEM製造など、6次産業化と同時にゼロエミッション(※)を目指す取り組み
    (※)ゼロエミッション:全体として廃棄物を自然界に排出しないようにすること

    <今後の取り組み>
    ・2022年4月より、歴史的建造物である富岡倉庫の利活用を目的に、誘客施設としての整備・管理を受託。シルク製品の物販、カフェ、絹の体験ブースなどの設置を予定しており、事業拡大と地域活性化につなげる。

    図:とみおか繭工房の取り組み概要

    *養蚕を支えるとみおか繭工房の現地スタッフインタビューはこちらhttps://touch.persol-group.co.jp/20220121_10460/

    *とみおか繭工房 オンライン見学はこちら
    https://www.thanks.persol-group.co.jp/workshop/

    ■受賞にあたってコメント:パーソルサンクス株式会社代表取締役社長 中村 淳

    このような栄誉ある賞をいただきまして大変光栄です。富岡市をはじめ養蚕関係の皆様、支援機関の皆様、弊社を応援いただいている皆様に改めて感謝を申し上げます。これからも社員一同力を合わせて日本の伝統的な養蚕を繋いでいけるような仕事をして参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

    ■パーソルグループの障害者雇用への取り組み

    パーソルグループは障害者雇用領域において、約30年の歴史があり、従来より障害ある方の仕事の機会ややりがいの創出に取り組んできました。現在は、グループ内で障害ある方約2,000名(※)を雇用、2030年には約10,600名の雇用を目指しています。また、グループ内の障害者雇用で培ったノウハウを生かし、業界最大級の障害者のための転職・就職支援サービス「dodaチャレンジ」や、地方在住の障害のある方がテレーワーク勤務でPC業務を中心に経験を積める「パーソルネクステージ」、法人向けのコンサルティングサービスなどさまざまなサービスを展開し、多様な障害ある方一人ひとりの活躍を目指しています。
    (※)2021年6月時点

    *パーソルグループが目指す「障害のある人×はたらく」について紹介する採用向けサイト『with』ではパーソルの障害者雇用における環境づくりや今後の展望などの情報をご紹介しています。
    https://with.persol-group.co.jp/

    ■パーソルサンクス株式会社について

    パーソルグループの特例子会社として、1991年12月に設立し、今年度30周年を迎えました。よこはま夢工房でのクッキー製造・販売をはじめ、神奈川・千葉・群馬の3県で5つの工房を展開し、地域と連携し障害者のはたらく場を拡大。スポーツ競技活動と就労の両立を支援するChallenged Athlete Support(障害者アスリート支援制度)を実施するなど、障害者の自立および成長を幅広く支援しています。

    ■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >

    パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
    また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、 市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。

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