パーソルホールディングス株式会社は、2021年から日本国内の小中学生・高校生を対象として、”はたらく“を考えるワークショップ、およびPERSOLキャリアライフデザインプログラム(以下、本活動)を展開しています。「自ら未来を選ぶチカラを、子どもたちに。」という同社社員やグループ会社社員(以下、社員)の想いを原動力に、本活動は年々発展を遂げています。
本活動では「自ら考え他者への理解も深める:ワークショップ型」、「目的や要望にフィットする:カスタムプランの提案」、「社会の中で活躍する力を高める:『生きる力』を育む内容」を活動の特徴として掲げ、日々、社員らが全国の学校現場へ出向き、教職員や子どもたちとのワークショップを創り出しています。
本活動は、以下の対象別にプログラムが分かれ、その内容やデザインは多様です。いずれのプログラムも、メインファシリテーターがワークショップサポーター(社員ボランティア)と共に、グループワークやインタビューを取り入れながら、子どもたちと楽しく充実した時間を積み重ねています。
| 小中学生対象プログラム | 高校生対象プログラム |
|---|---|
| 動機づけワーク | キャリア基礎 |
| 職場体験ワーク: しごとリアル@キャリアアドバイザー |
ライフ基礎 |
| 職場体験ワーク: しごとリアル@リクルーティングアドバイザー |
キャリアライフ基礎 |
| 業界研究ワーク:しごと市場 | トーク&インタビュー |
| 職場体験前後ワーク | リアルインタビュー |
| おとなインタビュー | |
| 習慣づけワーク |
本方針では、本活動に参加するすべての子どもと若者の身体的・心理的安全と権利を守るために、本活動におけるセーフガーディングに関する基本事項を以下の通り示します。なお、本方針において「子ども」は、すべての18歳以下の者と定義します。
本方針において、セーフガーディングは「組織の役職員や関係者によって、また事業活動において、子どもにいかなる危害も及ぼさないよう、つまり虐待・搾取や危険のリスクにさらすことのないよう努めることであり、万一、活動を通じて子どもの安全にかかわる懸念が生じたときには、しかるべき責任機関に報告を行い、それを組織の責任として取り組むこと」と定義する。
本活動において、以下の4つのアプローチを通じ、セーフガーディングの取り組みを推進します
本方針の適用範囲は、以下のとおりです。
1.本活動の運営・実施者
| 研修受講 | 行動規範 | 紹介オリエン参加 | |
|---|---|---|---|
| メインファシリテーター | 必須 | 誓約書署名・提出 | ✓ |
| ワークショップサポーター | 任意 | 誓約書署名・提出 | ✓ |
2.弊社の招致する同行者
| 研修受講 | 行動規範 | 紹介オリエン参加 | |
|---|---|---|---|
| メディア取材記者など | ― | 事前説明・同意 | ✓ |
| カメラマン | ― | 事前説明・同意 | ✓ |
| その他の視察者 | ― | 事前説明・同意 | ✓ |
セーフガーディング研修:セーフガーディングの基本に関する共通理解の形成、本活動内のリスク分析、また相談・通報窓口のフローなどの確認を行う
紹介オリエンテーション:本活動参加にあたり、本方針の概要確認・行動規範の説明・窓口の周知を行う
本活動を受け入れる学校に対しては、事前調整等の段階で別添「セーフガーディング:取り組みのご案内」を送付し、本活動として、可能な限り、取り組みに関する理解と協力を求めていくものとする。
本方針は、本活動におけるセーフガーディングの取り組みの一環として、以下の窓口を設ける。
ここに定める窓口は、パーソルホールディングス株式会社、およびそのグループ会社らの設ける既存の各種窓口との効果的な連携を目指すものである。同時に、未成年の子どもが多く参加して展開される本活動において、より予防的な対応を可能とするために設置する。
窓口は、本活動を所管する部署の職員から性別や役職を考慮した2名を選出し、配置する。
連絡先:【担当1】別紙記載のとおり
連絡先:【担当2】別紙記載のとおり
なお本方針では、便宜上、相談・報告にまつわる事案を以下の3層に分けて整理する。
| 例 | ||
|---|---|---|
| A | 子どもの生命・安全に直ちに関わる危機的事案 | 子どもに対する暴力行為等により、子どもが骨折・流血している 心理的負荷等により、子どもがパニックを起こし失神している ※犯罪行為が伴う場合があることに留意しながら人命救助を最優先 |
| B | 運営・実施者の犯罪行為を伴う事案 (またはそれが疑われる) |
子どものスカートの中を撮影するなど、盗撮現場が抑えられた 本活動で会った子どもと連絡先を交換し、裸の写真を送付させた |
| C | 本活動内の行動規範を逸脱するなど不適切な行為が疑われる事案 | 教室移動中に子どもと2人きりになる場面を作っていた 外国ルーツの子どもやひとり親家庭に対する差別的発言があった 本活動で会った子どもと撮った写真をSNSにアップしていた 本活動中に悪ふざけをした子どもに対して罰を加えた |
本活動内で起きた事案については、合理的な理由がある場合を除き、セーフガーディングの窓口(以下、窓口)が相談・報告を受け付ける。これは、ホールディングス社員でもグループ会社社員であっても同様の運用とする。
窓口は以下の基本原則を守り、対応に努める。
| A | 子どもの生命・安全に直ちに関わる危機的事案 | (1)生命を守るための救急対応を最優先し、適切な対応に努める (2)(その場に不在の場合)学校関係者への速やかに報告をする (3)SG窓口へ可及的速やかに事態の概要を報告し指示を仰ぐ (4)SG窓口が判断し、既存の対応フローへ繋ぐ (5)SG窓口として事案をふりかえり再発防止へ努める |
| B | 運営・実施者の犯罪行為を伴う事案 (またはそれが疑われる) |
(1)SG窓口へ可及的速やかに懸念や事実の報告をする (2)(SG窓口から)学校関係者へ速やかに報告する (3)SG窓口から、既存の社内公益通報窓口へ報告する (4)SG窓口として事案をふりかえり再発防止へ努める |
| C | 本活動内の行動規範を逸脱するなど、不適切な行為が疑われる事案 | (1)SG窓口へ可及的速やかに報告する (2)SG窓口はその事案に関する対応方法を相談し決定する (3)SG窓口の判断に基づき、事実確認を行う (4)SG窓口として事案をふりかえり再発防止へ努める |
本方針と行動規範は、本活動に従事する関係者からのフィードバックを受けて、1年毎に見直しを図る